タピオカ店恫喝騒動の渦中にある木下優樹菜が当面の間、活動を自粛することになった。所属事務所の公式サイトでは11月18日、「弊社所属タレント 木下優樹菜に関するご報告」と題した告知を掲載し、木下の不適切な言動に関して事務所としてのお詫びを表明。自粛決定がここまでズレこんだ経緯については、仕事関係の各所と様々な競技を重ねた結果だとしている。
木下がレギュラー出演していた「人間観察バラエティ モニタリング」(TBS系)では、11月21日放送分にて木下の出演部分をカットする編集を施したという。これで木下は地上波から完全に姿を消すことになったが、一方で今後も木下の出演番組が世に出続けることに対して、批判の声も続出しているようだ。
「木下がMCを務めている恋愛リアリティ番組の『こじらせ森の美女』(AbemaTV)では、収録済みの12月21日配信分まで配信を続ける予定です。それ以降は新たなMCを立てる予定とのことですが、活動自粛を発表したあとにも新たな出演番組が配信されることについて《筋が通らない》との批判は少なくありません」(芸能ライター)
それではこの期に及んでなぜ、木下は「こじらせ森の美女」から降板しないのか。そこには共演者側の都合も絡んでいるというのだ。
「同番組では木下とゆりやんレトリィバァの二人が共同MCを務めているため、『モニタリング』のように木下だけを編集で消すことは不可能。それならば、残りの5回分をゆりやんの単独MCで収録しなおすべきとの声も少なくありません。しかし売れっ子芸人のゆりやんは多忙ですし、そもそも収録済みの回をお蔵入りにすることに、ゆりやんの所属する吉本興業も、そう簡単に首を縦に振るわけにはいかないのかもしれません。吉本にしてみれば完全なるもらい事故なのですが、これでゆりやんまで批判されるのはなんとも気の毒な話です」(前出・芸能ライター)
芸能活動を自粛してもなお、共演者に迷惑をかけ続けている木下。どうやら頭を下げるべき相手は、件のタピオカ店だけではないようだ。
(白根麻子)