乃木坂46の白石麻衣が2020年内限りで同グループから卒業する意向であることが分かり、大きな反響を呼んでいる。
複数メディアによるインタビューに応じた白石は、“3月25日発売のシングルでの活動をもちまして、乃木坂46から卒業致します”と明言し、具体的な卒業の時期は発表しなかったものの、すでに1~2年前からグループを卒業することを考慮し始めていたという。
白石麻衣といえば、言わずもがな乃木坂46の人気上昇に多大なる貢献を果たしてきた絶対的エースであり、2017年に発売した2ndソロ写真集は累計発行部数が30万部を超える異例の大ヒットを記録。人気と実力を兼ね備えた“まいやん”こと白石だが、卒業後の恋愛解禁に関する質問を受けると、「全く考えていないし、まず仕事が大事」と答え、アイドルとしてのブレない姿勢を貫き続けている。
「1期生から乃木坂46に在籍し、早くからトップアイドルとして君臨してきた白石ですが、絶大な人気を誇りながらも、今日まで“ノースキャンダル”を保ってきたのは称賛されるべきプロ根性でしょう。乃木坂46の中でも群を抜いて存在感があり、最も注目を集めていた彼女だけに、異性からの誘惑も多かったはずですが、週刊誌は最後まで白石の牙城を崩すことはできませんでした。ファンも、白石のデビューからの8年間のプロとしての姿勢を称えており、『異性関係のスキャンダルがほぼ全くなかった点は評価に値すると思います』『8年間ノースキャンダル。正しくアイドルであり続けた。この美貌で凄すぎる…』『長く在籍したのにクリーンなイメージを保ったのは凄いこと』といった絶賛の声があります。トップの白石が率先して品行方正を体現したことで、グループ全体が引き締まり、スキャンダルの少ないアイドルグループとして団結。ファンの信頼を裏切ることがなかったのは白石の貢献も大きかったといえるでしょう」(テレビ誌ライター)
アイドルによる異性スキャンダルは即座の人気低落を招く御法度でありながら、然るべき清廉潔白さが100%遵守されているケースは決して多くはない。
そうした中で、アイドルの鑑としてグループをまとめ上げてきた白石麻衣はパーフェクトな存在といっても過言ではないかもしれない。
(木村慎吾)