1月11日、今期大注目の天海祐希主演ドラマ「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」がスタートし、平均視聴率は13.0%の好発進となった。
同ドラマは「救命病棟24時」「医龍」「コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」(いずれもフジテレビ系)など医療モノの脚本に定評のある林宏司氏によるオリジナル作品。手術の中でも、高度な技術が要求される脳神経外科を舞台に“手術はすべて成功して当たり前”という信念のもと、病気に向き合う深山瑤子(天海)ら医師の姿を描いている。今作のため、髪を20センチもカットした天海は制作発表会見で「脳外科医は忙しくて髪の毛にもこだわっていられないと思って切った」と、役作りに対する並々ならぬ熱意を語っていた。
天海が男役としてトップだった宝塚時代のファンらは、ネット上に「どうしよう。天海さんのアップだけでドキドキする。こんなショート久しぶり。現役の時みたい」などと歓喜の声を書き込んでいる。また、天海の上司・今出川孝雄(三浦友和)に文句を言うため壁ドンするシーンには「壁ドンいいなぁ! そこら辺の男よりドキドキする!」など男前な天海に胸キュンしているようだ。
「高視聴率の船出でしたが、深山がポンコツ新人医師の小机幸子(広瀬アリス)に対し『殺す』というセリフに対して『台本どおりでも聞きたくない言葉。医療ドラマなのに』という批判や、頭蓋を開ける時のドリルの音などがリアルで『怖い』という意見もありました」(テレビ誌ライター)
おそらく、米倉涼子主演の「ドクターX」(テレビ朝日系)と比較されることは承知の上だろう。今後、この数字をキープできるか。それとも徐々に伸ばしていけるか。注目度は増すばかりだ。