人気女芸人「ゆりやんレトリィバァ」のYouTubeチャンネルが、目を覆わんばかりの惨状となっているようだ。12月24日に「ゆりやんレトリィバァのユーチューブ!」を開設し、1月20日現在で6本の動画を公開しているが、5~6万回とそこそこの再生数を記録したのは最初の2本のみ。それ以降の動画は4本中の3本が1万回再生すらクリアできない有様なのである。
「元旦にアップした『2020年しょっぱなからとんでもない発言』という動画からして、3週目で1万回に未達。ネット民が動画を観まくる正月休みにさえ、ほとんどスルーされていたわけです。チャンネル登録者数は1.73万人に過ぎず、バレリーナ芸人・松浦景子の5.03万人や、主にキャンプ動画をアップしているグッピーこずえの6.23万人など、マイナーな女芸人にも遠く及びません。もはや旬を過ぎまくった日本エレキテル連合でさえ14.6万人を誇り、なかには450万回再生の動画もあるのに比べると、まさに雲泥の差ですね」(ネット系ライター)
前述の元旦にアップした動画では新年の抱負をゆっくりと語り、耳に手を添えるふりをして「ツボ押しているだけです」などというボケも…。
一方で筋トレの様子を紹介した動画では複数台のカメラや大掛かりな照明を駆使し、ドキュメンタリー番組さながらの美麗映像に仕上がっている。しかし再生回数にはまったくつながっていないようだが…。
「ゆりやんはYouTubeを始めた理由として『すべての人にこのチャンネルを通して夢と希望を持ってもらいたい』と語っていますが、実際に動画を観てみると、どうにも拭いきれない《やらされている感》がぷんぷんと匂ってくるのです。それこそ極楽とんぼの山本圭壱もそうでしたが、動画未経験の芸人がいきなり編集バリバリの美麗映像を披露しても、事務所に用意してもらった感しか伝わってこないもの。それこそバレエやキャンプなど自分の得意ジャンルを活かせば再生数に繋がるわけですが、そもそもゆりやんがどんな分野を得意としているのかも判然としないのが現実でしょう。芸風からして過剰なボケを連発するタイプですから、一人で起承転結をつける必要のあるYouTubeには、最も向いていないタイプと言えそうです」(前出・ネット系ライター)
ずっと続けているという筋トレの動画では、「お腹いっぱい食べる事も幸せですけど、最高の自分でいれる方がよっぽど幸せ」と語っていたゆりやんだが、動画の方向性については再考する余地がありそうだ。
(白根麻子)