産休・育休中は、ワーママであっても収入が減る時期ですよね。ママの収入減はもちろん、夫婦で育休を取得するとなると、家事や育児をシェアすることで貴重な経験が得られる一方、収入に不安を抱える夫婦も多いようです。
とはいえ、節約ばかりでは毎日が楽しめません。育休中の自由な時間で、キャリアアップのための学びを積極的に行いたいという人もいることでしょう。自分へのご褒美などで支出があるときにはやはり資金が必要ですから、次のような方法で隙間時間に賢くお小遣い稼ぎをしてはいかがでしょうか。
■子育てグッズは“お古”で節約。使わなくなったら“売る”
妊娠・出産の準備では、かなりの量の子育てグッズを手に入れることになります。新品でなくてもよいものは、フリマアプリやレンタルを上手に利用して節約をすることができますし、購入品も子どもの成長とともに使用しなくなるものであればケースをとっておき、大切に使用して使用後に売ることで働かなくとも収入を増やすことができます。「赤ちゃんの肌に直接触れるものだから……」と高級品にこだわった人ほど、高額で売れるチャンスが広がりますよ。
■アンケートへの回答やサンプル品のモニターで“稼ぐ”
新生児の子育て中は、時間をかけて仕事をする余裕などありませんよね。そんな時期でも手軽にできるお小遣い稼ぎとして人気なのが、数分で答えることができるアンケート調査やサンプル品のモニター企画に参加して収入を得ること。1案件で得られる金額は低いですが、毎日の隙間時間にコツコツ続けることで、まとまった収入を得ることも可能です。
■子育ての経験や自身の強みを“売る”
子育て中に打ち込んだ手芸の技術を生かしてハンドメイドグッズを出品したり、子育てや家事の知恵を発信するブログメディアを運営したりして、収入を得るママも増えてきました。子育てに打ち込んだからこそ持ち得た力を武器に、仕事復帰後も副業として続け、家計を豊かにするビジネスチャンスとしてもいいですね。
産休や育休中は、社会から離れて無力になった気分になりがちです。でも、落ち込まくても大丈夫ですよ。スマホやインターネットに繋がったパソコンがあれば、さまざまな場所と繋がったり、情報を発信したりすることができる時代になりました。24時間我が子と向き合うだけではどうしても自信を失ったり不安になったりするという人ほど、リフレッシュの時間として収入を増やす活動時間をつくることをオススメします。もちろん、子育てに悪影響を及ぼさない範囲を見定めて、無理なく楽しめることに挑戦してくださいね。
(Nao Kiyota)