香川県名物といえば「うどん」ですよね。その中でもよく耳にするのが「ぶっかけうどん」ですが、「なぜぶっかけ?」と、素朴な疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
香川県にはさまざまなうどんの食べ方があります。「ぶっかけうどん」はその中の一つで、茹でた麺を水にさらし、少量の濃いつゆ(つけ汁)をかけていただくもの。同じようなメニューに「かけうどん」がありますが、こちらは茹でた麺に一般的な出汁のきいた温かい汁をかけるものです。
かけるものの違いが、両者の違いというわけです。ぶっかけは少量の「つゆ」を“ぶっかける”ため、かけうどんに使われるものよりも甘辛い味で、色は白だしの割合が少ないことから濃い色の汁になります。かけうどんにかけるのは透き通った汁です。
ちなみに、麺にしょうゆをかけて食べる「しょうゆうどん」もあります。どれもうどんを美味しく味わう方法ですが、それぞれに魅力があります。好きな食べ方をみつけつつ、全部試してみるのもオススメですよ。