4月9日にスタートする女優・石原さとみ主演のドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」がピンチだ。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、病院でのロケが続々断れていることを3月10日発売の「週刊女性」が報じた。
石原は「縁の下の力持ち」(アンサング・ヒーロー)として、患者を守るために病院内で日々奮闘する病院薬剤師を演じている。医療ドラマということもあり、病院でのロケは欠かせない。ところが記事によると、新型コロナウイルスの影響で断る病院が続出しており、ロケ地を探すスタッフは悲鳴を上げているという。だが、座長としての責任感からか、石原がムードメーカーになって撮影現場を盛り上げているようだ。
実は、石原は以前も撮影現場を和ませていた。19年7月30日発売の「週刊女性」によると、同年7月期のドラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~」(TBS系)で、主演の石原は撮影現場に炊飯器を持参し、おにぎりをしばしば振る舞ったという。20代から70代まで幅広い年齢層のキャストがいたが、おにぎりの効果か、撮影現場の雰囲気はよかったようだ。
「『Heaven?』にゲスト出演したアンミカも、石原の気遣いに感動していました。ドラマ収録後、アンミカは石原に挨拶をしようと楽屋に行こうとしたところ、逆に楽屋前で待っていてくれたそうです。アンミカが渡そうと思った自身の本についても、石原は『本を持って撮影しましょう』と提案し、その写真もブログに掲載されています。アンミカは『さとみちゃんの性格の可愛らしさと礼儀正しさ、明るい無邪気さに心洗われた』と感動していましたね」(芸能記者)
共演者に気を遣う石原、それでこそ「アンサング・ヒーロー」だ。
(石田英明)