“笑えないジョーク”で物議を醸したJYJのメンバー、ジェジュンの出演予定だった仕事が次々にキャンセルされている。
ジェジュンは4月1日、自身のインスタグラムアカウントにおいて「新型コロナウイルスへ感染した」と投稿し、198万人ものフォロワーを一瞬凍りつかせたが、後にそれがエイプリルフールのジョークだったと説明し、今度は異なる形で世界中を凍りつかせることとなった。
この一連の度を越したジェジュンの言動により、日韓共に集中砲火を浴びる大炎上状態となると、3日に出演予定だった「ミュージックステーション 3時間SP」は放送前日というタイミングで「諸般の事情により出演を見合わせる事になりました」とジェジュンの公式サイトにて発表されていた。この“諸般の事情”が具体的に何を指すのかについては言及されていないが、5日放送の「The Covers名曲選2020」(NHK BSプレミアム)の出演予定もスケジュールから削除されており、件のエイプリルフールを皮切りに次々とジェジュンのスケジュールが突発的な変更に見舞われていることは紛れもない事実である。
「韓国からだけでなく、ヨーロッパのメディアからもジェジュンの“コロナジョーク”には苦言が呈されましたが、とりわけ日本ではお笑いタレントの志村けんさんがまさにその新型コロナウイルスによって他界していた為、猛烈な非難を集めてしまいました。4000万人以上の国民が志村さんの追悼番組を視聴したとも報じられており、そうした状況の最中で“コロナに感染しました”というジョークが受け入れられるはずがありません。ネットでも続々とキャンセルが相次ぐジェジュンの現状について『一瞬でもジェジュンのことを皆心配したと思います。ジョークと聞いて本当にガッカリしました』『今一番やってはいけないネタ。常識があればそんなことはできない』『世間ではジョークで言って逮捕者まで出ている状況』と自業自得だと糾弾する声が大半です」(テレビ誌ライター)
ジェジュンは今回の“ジョーク”について「自分を守ることが、大切な人を守ることにつながるという話をしたかった」と釈明したが、彼ほどの人気を誇るスターであれば、異なる方法でもそうしたメッセージを伝えることは十分に可能だったはず。
世界の現状を考慮すれば、あまりにも注意の欠けた発言だったと言わざるを得ないだろう。
(木村慎吾)