作家でコメンテーターの室井佑月氏と、前新潟県知事の米山隆一氏が5月10日に婚姻届を提出した。前日に一部メディアで近日中の結婚が報じられると、室井氏は「黙っててごめん」とツイート。お相手の米山氏も「近日中に入籍の予定です」とつぶやき、報道翌日の“即婚”に繋がったようだ。
それに先立ち4月30日にはものまねタレントの福田彩乃が一般男性と結婚したと発表。入籍日は明かしていないものの、インスタグラムにて「入籍致しましたことをご報告させて頂きます」と綴っている。これらの結婚報道を巡り、一部からはこんな声もあがっているという。
「結婚という慶事ですから多くの人は祝福していますが、中には『なぜいまなの!?』と疑問を投げかける向きもいるようです。婚姻届はオンラインでは出せないので、窓口が混んでいるこの時期にわざわざ役所に出向く意味がわからない、というのがその理由のようです」(女性誌ライター)
室井氏は結婚報告にて「今、コロナで辛い思いをされている人がいるから、世の中が落ち着いてからお知らせしようと思ってたんだ」とツイート。米山氏も「新型コロナのことがありますので余り大事にしない様にと思いご報告を控えておりました」とつぶやいており、二人とも積極的に発表しているわけではない。
同様に福田もインスタの結婚報告で「現在、新型コロナウイルスの影響で大変な状況の中、私ごとの報告で恐縮でございます」と説明。ところが「恐縮するのならズラせばいいのに」「空気読めてない」といった余計なお世話な書き込みもあった。
「あえてこの時期に結婚するのは《暗い話題ばかりの今だからこそ、明るい話題を届けたい》という気持ちがあるのかもしれません。一般の人であれば、結婚式や披露宴ができないこの時期は外すところでしょうが、室井・米山カップルは入籍だけでひっそりと済ませるつもりだったのでしょう。福田は芸能人ですからお披露目をしたいと思いますが、今どきは入籍と披露宴が数カ月離れるなんてことも珍しくないですからね」(前出・女性誌ライター)
世間は「コロナ離婚」が話題になるなか、こんな苦難の時期だからこそ結婚したいと決意するカップルも少なくないという。ともあれいつ何時であっても、愛し合う男女が結ばれるのは美しいことである。
(白根麻子)