お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が6月16日に自身の公式ブログを更新し、新幹線の乗客によるマスク着用率の低さを嘆いている。
石田は「2ヶ月ぶりの大阪」と題し、新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が発出された4月7日以来久々に新幹線に乗ったことを報告。「あの時は車両には僕を合わせて2~3人しかいなかった。しかし今は後ろにも前にも反対側にも斜め前も斜め後ろも乗客がいる。なんだろー。ざわざわする」と当時に比べて新幹線の車内が混雑していることに触れた。
また、「マスクを外している人がいっぱいいる。さっきまでつけていたのに乗った瞬間外す人ばっかり。単純に怖い。感染者が増えているのに。怖いなー。」と車外から車内へ入ったタイミングでマスクを外す客が多いとも綴っている。
「風通しの良い屋外よりもむしろ車内での方がマスクを着用しておくべきなのかもしれませんが、熱中症対策や座席で食事を摂っている可能性なども考えられ、マスクを外す事情は各々あるのでしょう。一方、4月と比較して現在の新幹線車内に乗客が増えている状況を『なんだろー、ざわざわする』と不安を感じているように表現した点には、『自分も乗ってるのに、乗客が増えてきてるのをよく気味悪いみたいに言えるな』『なんで自分自身も乗ってるのに文句言うのか。石田さんが2ヶ月ぶりに乗ったように、他の人も理由があって乗ってるとなぜ思わないのか』『あっちもこっちも乗客が、、って、いや、あなたもその乗客のうちの一人でしょう?』といった指摘が速攻で寄せられています。このご時世、なるべく人混みを避けたいとの気持ちは理解できますが、石田同様、他の客もそれぞれの事情を抱えながら新幹線に乗っています。まるで混雑を嫌がっているようにも聞こえ、その部分はもう少し配慮した書き方をする必要があったのかもしれません」(エンタメ誌ライター)
また、マスクマナーについても、「恐怖を感じるのは自由です。ただ、それを同調圧力に乗せるような発言はもうやめた方が良いと思う」と、著名人である石田のブログの影響力を憂慮する声も上がっている。
夏が近づくにつれ、マスクの着用をめぐる議論は今後さらにアツくなっていくことは必至かもしれない。
(木村慎吾)