お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおが6月25日、所属するグレープカンパニーの公式YouTubeチャンネルに出演。人気の“丼物シリーズ”最新作を披露した。
これまでも同チャンネルでは、伊達が「カツ丼を食べるだけの動画」や「今度は天丼を食べる動画」などがアップされ、ただただハイカロリーな丼物を食べているだけの内容でそれぞれ100万回近くの再生数を荒稼ぎしていた。
今回は「流石にしつこい?笑サンドウィッチマン伊達 二度目のカツ丼www」と題した新作が公開され、弁当箱を埋め尽くす重量感たっぷりのソースカツ丼を堪能。伊達も「ソースカツ丼良いねぇ」とテンションを上げ、添えられたパセリ相手に「誰が食うんだよ!」と切れ味抜群なツッコミも入れると、「第一関節ぐらいある」と興奮しながら分厚いトンカツの断面をカメラに向けた。
ここでサンドのファンであれば、お馴染みの“カロリーゼロ理論”を楽しみたいところだが、伊達は「キャベツが全部トンカツのカロリーを吸ってくれますからね。でもそれも食べるんで、カロリーはあります」とやや期待外れな回答に。また、「カツ丼と、天丼と、ソースカツ丼と、全部(の動画)見てるやつ、何考えてんだよ!」と視聴者へツッコみ、自身の食事動画がなぜこれほどヒットするのかについては終始疑問を感じている様子だった。
「自粛生活による“コロナ太り”が蔓延する今こそ、ついつい食べ過ぎてしまう自分を肯定できる“カロリーゼロ理論”が救いになっている人も多いはず。しかし、今回の伊達の“カロリーあります”解説には失望の声が上がり、さらに伊達自身がカロリーゼロ理論へマンネリを感じているとして『やらされてる感』『本人が先に飽きてるパターンやろ』と残念がる反応が出ています。実際、過去に伊達はすでに飽きていることを自白しており、ファンから菓子パンのカロリーを聞かれた際には『パッケージの裏の成分表に書いてありますよ』と真っ当な返しをしたことがあるほど。本人いわく、あまりにも知れ渡り過ぎて、街中でネタ振りをされる回数が増えてしまったことが要因とのことですが、それだけニーズがある証拠。ファンとしてはダイエットに励みたいこの時期だからこそ、カロリーゼロ理論の復活を望んでいるところでしょう」(エンタメ誌ライター)
天丼編の動画では、「人が飯食うところを見るって何なんだろうね」「なんであんなに見んの?カツ丼の動画」「あんまり見られたくないんだよ、ご飯食べてるところ」と決して乗り気ではない様子で、カロリーについても一切言及しなかった伊達。
食事休憩中すらYouTubeコンテンツにされてしまうのは酷だろうが、ファンとしてはもう少しカロリーゼロ理論を散りばめてほしいところである…。
(木村慎吾)