ユーチューバー・カジサックとしても活動するキングコングの梶原雄太が、レギュラー出演していた「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)と「上沼恵美子のこころ晴天」(ABCラジオ)を6月いっぱいで降板したことを、両局が明らかにした。
両番組とも“関西の視聴率女王”として絶大な支持を誇る上沼恵美子の番組だが、6月29日には上沼がラジオ「こころ晴天」のなかで、「梶原君がね、東京からしんどいということで、行ったり来たりというのが。忙しくなってきてるしね、ユーチューブで。私も突然聞かされ、へーと思っている。一応、卒業という形ですね」と梶原の降板をフライング発表。この発言を受けて梶原は同日、ツイッターを更新。「多くのスタッフさんが携わって下さっているので、僕から全てを語る事はできないのですが」と前置きした上で、「『上沼恵美子こころ晴天』を卒業させていただくのは事実です。ただ『忙しくなって東京から行くのがしんどくなったから卒業した』と僕が言った事実はございません。」と上沼の発言を否定していた。
この一報を受けネットでは《えみちゃんを怒らせたとしか思えないんだけど》《えみちゃんのお気に入りだったのにね、恩を仇で返したんだろうなあ》《それぞれ違う局の上沼さんの番組を一気に降りるって上沼さんの逆鱗に触れたとしか思えない》など上沼と梶原の間に何らかのトラブルがあったのではと推測する声が続出している。
「7月2日に発売された『女性セブン』(小学館)では、梶原の両番組降板に至るまでの騒動が報じられています。キングコングとして人気絶頂だった03年に心身症を患い、失踪騒動を起こした梶原を、上沼は『あなたはスターになれる』励まし、『快傑えみちゃんねる』のレギュラーに抜擢。以降も息子のように可愛がっていたというのは本人たちもたびたび語っているところですが、梶原がユーチューバーとして成功を収めるにしたがい、関係が冷え込むことに。とくに『快傑~』の構成作家を務める上沼の次男が『コロナ自粛期間中に自分たちの番組には出ないでユーチューブで活動しては大金を稼いでいて、その連絡も一切ない。義理を欠いていないか』と、梶原の活動を問題視したことが今回の降板騒動のきっかけだと報じています。スタッフや共演者からも“西の女帝”として恐れられる上沼ですが、今回の梶原への仕打ちはあまりにも厳しすぎるのではないかとの声も上がっているようです」(芸能記者)
19年には自身のユーチューブ登録者数が年末までに100万人を突破しなければ引退するとしていた梶原。現在は登録者数200万人を超える人気ユーチューバーとなっているが、今後は、ユーチューバー・カジサックの活動に専念することになりそうだ。
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