写真に写る顔、いつしか、ちょっと周囲よりもどんよりしていることに気づき、ショックを受けたことはありませんか? そう思うと、「美白しなきゃ!」とそればかりに気を取られがちですが、大切なのは、今たまった汚れカスを取り去ること。その上で美白ケアが活きてくるものなのです。
そこで今、注目されているのが、顔の肌の「垢」を除去するスキンケア。そのどんよりくすんだお肌の原因は、紫外線の影響によるメラニンの増加にあるといわれています。そしてそれにプラスして、まるでお風呂場の浴槽や椅子にこびりついた垢のように、肌にも垢が蓄積しているといわれているのです。
実はこれ、糖化の過程で行われているといわれており、黄ばみがその証拠といわれています。
糖化とは、たんぱく質が体内の余分な糖と化学反応を起こすこと。黄ばみが生まれてしまうのです。
そこで今こそやるべきなのが、垢を除去すること。その垢のことを「ステイン」と呼び、ある化粧品メーカーが開発したのが、ステインを浮かして除去したり、ステインの生成を抑制したりするというオイル。これまでファンデーションでカバーして作っていた陶器のような肌も、地肌で実現する。そんな時代が訪れそうです。