ジャニーズ事務所退所に伴って「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)を降板した手越祐也の後釜は、やはりジャニーズの後輩だったのか。7月12日の放送を見た視聴者から、そんな声が続出している。
「この日の後半はレギュラー出演者のいとうあさこによる『ミステリーツアーin鳥取県・島根県』を放送。ここで、いとうは国宝建築の『投入堂』に登る険しい山道に挑戦しましたが、7月17日放送の『沸騰ワード10』(同)にてSixTONESの京本大我がほぼ同じロケに挑んでいたということで、いとうの山登りシーンはお蔵入りとなったのです」(テレビ誌ライター)
それだけなら日本テレビ内の調整不足ということであり、京本が次期レギュラー候補に名乗りをあげたということにはならないはず。しかし番組エンディングでの演出が、いかにも京本推しだったというのである。
そのエンディングではMCの内村光良が「道中は『沸騰ワード10』でお願いします。京本くんが登ってます」と強調。それを受けていとうも「絶対京本くんのほうが美しいけど、私のほうが必死だって絶対!」と、京本の名前を連呼していたのである。
「番組出演者でもない京本の名前をここまで呼び続けるのはいかにも不自然ですし、京本との共演経験がないはずのいとうが親しげに『京本くん』と呼ぶのもおかしな話。となると、実はすでに京本の『イッテQ』入りが内定していて、今回の企画カブりもそれに向けた“ステマ”ではないかと勘繰ってしまいますね」(前出・テレビ誌ライター)
一方で、京本には手越の後釜にうってつけとの声もあるという。テレビ誌ライターが続ける。
「このところジャニーズではSixTONESとSnow Manのゴリ押しが続いていますが、さすがに大人気バラエティの『イッテQ』にメンバーを押し込むのはハードルが高い。その点、京本にはベテラン俳優・京本政樹の長男というブランドがあり、『イッテQ』のメイン視聴者であるファミリー層にも受け入れやすいはず。しかも京本は手越を尊敬しており、二人で共作した『茜空』という楽曲もあるほど。そんな京本なら手越が13年にわたって出演したきた番組の後釜というポジションも、万感の思いをもって受け継げるのではないでしょうか」
6月23日に記者会見を開いた手越は、会見後のネット生配信にて「大我は今日も昨日も連絡とってる」と語っていた。それほどに近しい関係の手越からレギュラーを受け継ぐなら、京本も本望なのかもしれない。
(白根麻子)