俳優の犬飼貴丈が8月14日放送の「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)に出演し、私生活での“ヤバい振る舞い”を暴露される一幕があった。
この日の進行役を務めたタレントのウエンツ瑛士と同じ事務所に在籍し、23歳で「仮面ライダービルド」(テレビ朝日系)の主役に選ばれた経歴を持つ犬飼だが、プライベートでは“変わり者”として知られるようだ。
番組では犬飼をよく知る周囲の関係者からの証言をいくつか紹介。仕事の関係者が集う会食の場にあえて全く面識のない無関係な地元の“おとなしい”友人を招き、周囲の困惑した様子を楽しんだり、蕎麦が食べられない友人をワザと蕎麦屋に連れて行き、仕方なくサイドメニューのおにぎりを食べる友人を見て“ニヤニヤしていた”という。
極め付けは、バイト初日から遅刻をしてクビになったというファストフード店での出来事だ。犬飼はなぜか解雇された翌日にそのファストフード店を客として訪れ、店内でハンバーガーを食べながらまたもニヤニヤの表情に。その理由について犬飼は「自分をクビにした人間が一生懸命接客している様子を見る」のが快感だったようだ。
この犬飼のコメントに対し、お笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功は「これはヤバい」と大爆笑するも、松本人志はドン引き。山崎夕貴アナもしきりに犬飼の発言に引いたリアクションを見せていた。
「酔いの回ったゲストのぶっちゃけトークを売りとする手前、『ダウンタウンなう』では役者やアイドルが普段以上に引きの強いトークや“衝撃の暴露”を展開するのが恒例になっています。しかし、犬飼の場合は殆どのエピソードトークが周囲に迷惑をかけたり、“ヤンチャぶり”をアピールするかのようなものばかりで、視聴者からは『薄ら寒い』『サイコ感あってドン引き。困ってる人を見るのが好きとか、笑って話せるレベルの話じゃない』『松ちゃんが笑ってないのが全て。根っからのいじめっ子体質』『蕎麦は気をつけて。もしアレルギーだったら店内にすら入れないって人いるから』との反応が続出。若手の俳優やタレントが同番組で爪痕を残そうと必死になり、悪目立ちをして終わる典型的な小寒いパターンとなりましたね」(テレビ誌ライター)
犬飼の奔放な発言に終始引き気味のリアクションを見せていた松本は「激イタ人間やん」「テレビに出たらあかんヤツ」と一蹴。お茶の間に一定のインパクトを与えることには成功したが、コンプライアンスを徹底する令和の芸能界で果たしてどこまで通用するかは甚だ疑問が残るところである。
(木村慎吾)