お笑いタレントのカンニング竹山が8月28日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)に出演し、素麺に添える大葉の存在をめぐって女性陣と激論を交わした。
番組では、家庭料理における主婦の負担軽減について話し合い、「週に2回、夕飯のおかずを豚汁のみにする日があるのはアリかナシか?」とのテーマで議論。この時点ですでに竹山はご機嫌斜めで「ダメだよそんなの!エサじゃないんだからさ。豚汁作れる手間があるならもう1品作れるでしょうよ!」とたとえ週2日でも豚汁のみは少な過ぎると糾弾した。
竹山は自分自身も料理をするからこそ“豚汁のみ”が許せないと説明し、「今日も朝5時半に起きて昼間食べる自分の弁当作ってきたからね」とドヤ顔でアピール。他にも、とある家庭で素麺を食べる際に妻から「ネギはあるけど大葉はない」と告げられてしまった40代男性による「僕にとって素麺に大葉は欠かせないもの」という叫びを紹介。これにも竹山は怒りモードで「家庭のルール的に大葉がある素麺をずっと出してるんだったら、素麺作るんだったら大葉も用意しなさいよと思うよね」と不満そうな表情に。
そもそも素麺を食べるのが事前に決まっているのであれば、普段から添えているトッピングもスーパーで忘れずに購入すべきだと主張し、「買いに行くときそうなるじゃん。俺は自分で買い物するからそういうミスが一番嫌なの」「(初めから献立が)素麺だって決まってるなら、なんでいつも決まってるルールのモノを忘れるんだ」などと妻側のミスを咎めた。
これにはタレントの坂下千里子らが「大葉なんて使うものが決まってる。大葉があったらラッキーぐらいの気持ちでいてほしい」と猛反発。すると竹山は「“大葉なんて”ということを言ってる時点で食に対する欲がないのよ!」「大葉が無いとその家庭ではダメなのよ。最も美味しく食べる為に、面倒くさいと思われるかもしれないけど、でも最も美味しく食べることが一番なの!」と声を荒らげ、食への熱い想いを述べている。
「竹山からすれば、自分で弁当をこしらえたり、買い物を任されたりと、そこそこ家事を手伝っているという自負があるからこそ、こうした熱弁につながっているのでしょう。しかし、大葉を買い忘れたことを執拗に糾弾したり、品数の少なさを嘆いたことで、ネットでは女性から“面倒くさい夫”のレッテルが貼られ、『作ってくれてるだけありがたいだろ。文句あるなら食うな!』『何様?って感じ』『臨機応変に食べませんか』『感謝の気持ちがなくて、当たり前だと思ってるのがムカつく』との反発が殺到。全く家事を手伝わない男性であればこれだけ高い要求をすることもないのでしょうが、弁当の自作をドヤ顔で強調する竹山の場合は“こっちも言わせてもらう!”といったスタンスなのかもしれません」(テレビ誌ライター)
“キレ芸”は竹山の十八番でもあるが、さすがに素麺のトッピングにネチネチと執着し続ける姿は女性には虚しく映ってしまったようだ。
(木村慎吾)