お笑いコンビ・EXITのりんたろー。と兼近大樹が9月13日に公式YouTubeチャンネル「EXIT Charannel」を更新。ヤラセ疑惑が浮上した「逃走中」(フジテレビ系)への出演を振り返った。
2人は先月30日放送の「逃走中~真夏のハンターランド~」に揃って出演し、兼近が見事にハンターからの逃げ切りを達成。賞金117万円を獲得する活躍ぶりを見せたが、兼近をすぐ後ろから猛追していたはずのハンターが急速にスピードダウンしているように見える場面があったことから、SNSでは番組へのヤラセ疑惑が浮上していた。
兼近は放送後すぐにヤラセであることを否定するツイートを投稿。今回アップした動画の中では、とりわけりんたろー。がこの疑惑に激怒している様子を見せ、「こういう時ってさ、普通乗ってイジるもんじゃん?」と相方として兼近のヤラセ疑惑を面白おかしく突っ込むのがセオリーだとした。
しかし、りんたろー。は「一緒にいてさ、3日間くらいしんどそうで、使い物にならない兼近なわけじゃん」と疲労困憊の相方にヤラセ疑惑でイジることはできなかったという。また、「なんでこんなに頑張ったのに、人は素直に称賛できないんだ」「ムカつき過ぎて」などと憤慨し、中には番組のルールを理解すらしないで批判している視聴者もいると述べた。
「りんたろー。は、『逃走中』のハンターは出演者の姿を直接確認しなければ追ってはいけないというルールがあると主張。つまり、撮影クルーがハンターの視界に入っても反応することはなく、それは番組を視聴していれば自ずと分かるはずですが、そうした観点からの指摘もSNSに届いたようです。また、今回放送された『逃走中』で兼近は全てのミッションに参加し、他の共演者の救出にも積極的に乗り出すなど、大車輪の活躍を披露。瞬発力や小回りの良さを見せつけていただけに、撮影後に疲労困憊になったのも頷けます。そんな兼近を隣で見ていたりんたろー。からすれば、相方に向けられる疑惑の目が許せなかったのでしょう」(テレビ誌ライター)
「逃走中」完走直後にまさかの「炎上中」を経験した兼近。後味の悪い偉業達成となったが、相方からの思いやりはひしひしと感じることができたようだ。
(木村慎吾)