9月17日に放送された「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)のお笑いコンビ・ミキが出演。兄弟のはざまにある“格差”が招いた悲劇について明かした。
番組はこの日、「芸能人 兄弟姉妹ウラ事情!」をテーマに芸能人の兄弟姉妹が集結。「兄弟姉妹不満言わせて」のコーナーでミキの兄・昴生が学生時代の辛い出来事を明かした。
昴生の弟に対する不満は“学生の時から兄弟で人気度合いが違う”という点。昴生は2歳年下の弟・亜生について「僕が3年生の時に、(亜生が)1年生で入学してくるんですよ」とし、「(亜生が)入学した途端に噂が広まってるんですよ、亜生君ていう子がすごい格好いいって」と、イケメンの弟は入学と同時に人気者になったことを説明。
「亜生が振り向くだけで、亜生の教室の外で『キャーッ!』ってなってる」と、亜生の教室の外には亜生を見に来た女子で鈴なりになったという。「で、そうなったら次に噂になるのは、実は3年生に(亜生の)お兄ちゃんがいるぞってこと」と、亜生の兄貴はどんだけイケメンだろうと期待した女子に注目されたのだそうだ。
ところが、「よっしゃ見に行こう」と昴生の教室の前に集まってきた生徒たちは、「僕の教室の外で、僕何もやってへんのに爆笑が起こってるんです…」とぶっちゃけ。その結果、昴生は「4月から夏休みまで、僕ずっと爆笑王なんです…歩いてるだけで爆笑が起こるんです」と嘆いたのだ。
これにはダウンタウン・松本人志も、「オチになってるからな」とミキ兄弟の“顔面格差”に同情するばかり。
「ミキの弟・亜生は爽やかタイプのイケメンですからね。中高生の頃はかなりモテたといいます。その分、昴生の醸し出す“モテない兄の悲哀”がコンビ芸にも生きていますね」(テレビ誌ライター)
切ないエピソードを語る昴生の隣で亜生はずっと爽やかに苦笑い。最後まで納得いかない顔つきの昴生との落差が物悲しかった。
(石見剣)