昨年8月に受けた週刊誌「女性セブン」のインタビュー取材では断酒をしていたことを明かすも、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されてしまい、世間を呆れさせた元TOKIOの山口達也容疑者。
呼気検査で基準値の5倍にあたるアルコールが検出。彼が運転するバイクの後続を走っていた車のドライブレコーダーの映像を見る限りでもセンターラインをはみ出し、左右にフラつきながら運転している様子がわかり、相当酔っていたことが分かるだけに、ケガ人が出るような大きな事故に発展しなかったことがせめてもの救いだ。
しかし、断酒できていなかったということ以前に、酒を飲んでハンドルを握ったという当たり前の判断ができていないことに対して厳しい声が集まっており、芸能界復帰はもはや絶望的と言えるだろう。
それだけにTOKIOメンバーやファンが大きなショックを受けていることは想像に難くない。
「7月にはジャニーズ事務所の子会社となる『株式会社TOKIO』が設立され、山口の受け入れ環境を整えていくのでは?という見方もありましたが、その希望も完全に潰えた。しかも山口容疑者が事故を起こした前日の9月21日はTOKIOのCDデビュー日。その日に、TOKIOのデビュー26周年を記念したファンクラブ会員向けの会報が送られていたのです。その会報内で国分太一は『TOKIO5人はグローバルに活躍の舞台を広げていきます』とメッセージを寄せていたりと、TOKIOは5人であることが強調されていました。それだけにメンバーは裏切られた気持ちが強いでしょうし、ファンとしても会報を読んで舞い上がった翌日に奈落に突き落とされたような気分でしょうから、あまりにも残酷なタイミングといえますね」(エンタメ誌ライター)
山口容疑者が日常的にお酒を飲んでいたのか、それともTOKIOのデビュー日記念で祝杯を挙げたのかは分からないが、本人にとっては悔やんでも悔やみきれない大トラブルになってしまった。
(権田力也)