ジャニーズJr.内のユニット「宇宙Six」のメンバーが、違法スロット賭博が原因でジャニーズ事務所から解雇された一件。10月13日付の文春オンラインでは〈宇宙Six賭博でジャニーズの若手派閥「宮田会」メンバーが“事情聴取”された!〉とのタイトルで、続報記事を掲載した。その内容にジャニヲタが拍子抜けしているというのだ。
「違法スロット店通いをスクープした文春の続報であることに加えて、Kis-My-Ft2(キスマイ)の宮田俊哉について触れているとあって《宮田くんもクビになるの?》と驚いたファンも多かったようです。ところが記事の内容は、二次元オタクとしても知られる宮田がいかに後輩メンバーから慕われているのかを熱く説明するもの。さらにはオタクの聖地である東京・秋葉原でアキバ系の男性が宮田に声をかけたというエピソードも紹介し、『オタクでもジャニーズになれることを証明したのが宮田くんなんです』というテレビ関係者の証言まで載せているのですから、ジャニヲタも驚きを隠せなかったようですね」(芸能ライター)
なにしろこの記事、最後は「“オタクの星”宮田俊哉は、そんな次世代ジャニーズの隠れたキーマンなのかもしれない」と結ばれており、徹頭徹尾“宮田アゲ”の内容なのである。
ジャニーズに対して批判的な文春に、女性誌ばりのジャニアゲ記事が掲載されたことについてファンからは《記者が宮田ファンなのでは?》《いくら調べても宮田くんはシロだったということ!》といった指摘が続出している。その一方で、この記事に警戒感を露わにする向きも少なくないというのだ。
「あの文春が、理由もなくジャニーズをアゲるはずがないというのがジャニヲタの共通認識。それゆえ今回の宮田アゲは持ち上げておいて落とすという戦術であり、これからなんらかのスキャンダルが投下される前触れとの警戒感が高まっているのです。ただこれほど宮田をアゲた以上、同じ宮田をディスるのはさすがにマッチポンプというもの。それゆえターゲットは同じキスマイの所属メンバーや、記事中に出てきた『宮田会』のメンツではないかと予想されているようです」
記事中では宮田会の集まりに強引に合流している人物として、A.B.C-Zの塚田僚一とHey!Say!JUMPの薮宏太も名指しされている。二人のファンは今ごろ、気が気でないのかもしれない。
(白根麻子)