要潤、「英語を一生懸命勉強」は朝ドラの役作りのためだけではなかった!

 現在放送中のNHK朝ドラ「らんまん」で、主人公・万太郎(神木隆之介)の人生を大きく変えることになる東京大学植物学教室の初代教授・田邊彰久役を演じる要潤が話す英語が、話題を呼んでいる。

 要演じる田邊教授は、植物学に熱意を持つ万太郎が「ぜひ会いたい」と切望した人物で、実在した植物学者・矢田部良吉がモデル。5月16日放送回では、初めて会う万太郎に「Who are you?」と流暢な英語を披露。また、5月26日放送回では、万太郎が描いた植物のイラストを見て、英語で「この絵を私にくれないか」と尋ねる。この姿に、ネット上では「要潤さんの英語の発音かっこいい」「何よりも要潤さんの英語がよくて驚いた! 発音、抑揚、リズム、間、切り方‥‥完璧」など称賛の声が寄せられた。

 5月28日に放送されたラジオ番組「コシノジュンコ MASACA」(TBSラジオ)に、その要潤がゲスト出演。田邊教授役について「植物学という学問を初めて持ってきた矢田部良吉教授がモデルなんですが、半分ぐらいセリフが英語なんです」とコメント。さらに「英語を一生懸命勉強したりとか、植物の専門用語がほとんどなので、まったくボクは学がないものですから勉強したりとか」と明かした。しかし、要が英語を勉強しているのは、「らんまん」での役作りのためだけではないのかもしれない。

「要は、3月31日をもって、所属事務所『フリップアップ』を退所しているんですが、事務所のホームページには、退所の報告とともに《海外へ活動の場を広げたいという本人の意思を尊重し今後も要潤の目標達成に向け応援していく所存でございます》との記載があるんです」(女性誌記者)

 また、4月1日の自身のインスタグラムでも事務所を退所を発表したうえで、〈デビューから22年俳優として、1人の人間として深い愛を持って育てて下さったフリップアップのスタッフの皆様には、本当に感謝しかありません。これからも俳優として新たな高みを目指して、より一層真摯に作品作りに向き合っていく所存でございます〉と綴っている。

 要潤の「らんまん」での役どころは、彼が目指す〈新たな高み〉、すなわち海外進出への第1歩なのかもしれない。

(窪田史朗)

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