「M-1」グランプリ2023、新設の“地方侮辱企画”が物議…麒麟・川島も懸念表明!

 日本一の漫才師を決する「M-1グランプリ」が一部ルールを改訂し、2023年度も開催される。都内で開かれた「M-1グランプリ2023」開催記者会見では、会見当日の6月27日からエントリー受付を開始。8月1日より1回戦がスタートすることを報告していた。また、3つのルール改訂も併せて発表されたのだが、その改訂内容の1つ目は、1回戦シード権を「準決勝進出組」から「準々決勝進出組」へと拡大したこと。また、1回戦のネタ時間は、これまで「2分15秒で警告音、2分30秒で強制退場」だったルールを、「2分5秒で警告音、2分15秒で強制退場」に短くしたのが、2つ目の改訂だ。

 そして、開催記念会見に司会として参加したお笑いコンビ・麒麟の川島明に、「これは燃えそうな匂いがします。ちょっとこれは(仮)とさせてください」とネット炎上を懸念させたのが、新たな各賞の追加である。

 何でも、1000万円の賞金を手にする従来の王者とは別に、「ナイスアマチュア賞」「ベストアマチュア賞」「キッズ漫才師」「地方漫才師」なる表彰が新設される予定だというのだ。

「プロアマ問わず、多くの人が参加するM-1ですが、アマチュア賞やキッズ賞などの新設で裾野を広げるのは理解できますが、物議を醸しているのは『地方漫才師』なる定義です。これには、同席したオズワルド・伊藤俊介も『地方漫才師に対する侮辱だから(笑)。“お前らはストレートで来ないだろ”って…。(静岡県を拠点にするコンビの)ぬまんづが本気で狙ったらどうするんですか!』と冗談を入れつつ、疑問視。さらに、どこからどこまでを“地方”と定義するのかもアイマイということもあり、ネットにも『よけいな賞はいらない』『お笑いの実力のみで争う大会で、エリアとか地域の要素を入れてこないで』『吉本興業のお膝元である大阪は、東京からしたら地方になるんですか?』などの声が寄せられています」(テレビ誌ライター)

 大会を実施するたびに参加者が増え続ける「M-1」ではあるが、テレビ朝日系列が放送する一大特番コンテンツでもある以上、様々な点でブラッシュアップしていく必要性を感じているのかもしれない。

 少々の炎上も、飲み込んでしまうほどの大盛り上がりを期待したいところだ。

(木村慎吾)

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