チャンネル登録者の激減が懸念される5人組YouTuberグループ・コムドットが7月22日に生配信を実施。その時点での状況についてリーダー・やまとは「全くもっておかしい」と不満を述べている。
コムドットが窮地に追い込まれた原因の一つに、7月27日開催予定のイベント「Creator Dream Fes」を巡るトラブルがある。
「このイベントはコムドットがプロデュースするもので、2人組の女性ユーチューバー・平成フラミンゴも出演予定でしたが、6月に辞退を発表。平成フラミンゴは『運営側とパフォーマンス内容がすり合わせられず、出演を見送った』と説明しましたが、後にやまとは名指しせずに『被害者ヅラして視聴者に嘘をついて、保身に走ったツケは必ず回ってくるぞ』とツイートし暗に平成フラミンゴを批判したとして、大きな炎上騒動に発展したんです」（ネットライター）
すると昨年末に400万人突破を達成し、ピーク時には416万人となっていたチャンネル登録者が、7月22日時点で398万人にまで激減。しかし、同日の生配信で、やまとは「400万人を切ってしまいました。ファンの皆さん、申し訳ありません」と謝罪する一方、「“コムドットが落ちるところを見たい”とわざわざコメントする人とか、この風潮をわざわざ作る人にオレは納得できない」「オレらが折れたら日本終わるぞ。マジで終わるぞ。これだけ若くて頑張ってて、自分たちの力でここまで来たやつらが引きずり下ろされるんだぞ。全くもっておかしい」などと強気の主張を披露した。さらに、同日から23日にかけて放送された「FNS27時間テレビ」（フジテレビ系）で、まもなく挑戦する「100キロマラソン」についても、「100キロ走ったら、オレ、ぶっちゃけ全回収だと思ってます。『やっぱりコムドットは凄いわ』になる」とも語っている。
「やまとは平成フラミンゴへの攻撃的な投稿については後に謝罪したものの、騒動の余波は鎮まる気配がありません。また、そうした現状を“日本まじで終わるぞ”“マラソンで全回収できる”などと述べている点についても、ネットでは『本気で言ってたら自意識過剰すぎ』『日本を背負ってるかのような発言は痛すぎる』『単にイキった大人たちって感じ』などの呆れた反応が大半でしたね。しかも、マラソンの結果は100キロの半分もいかない43キロでの途中棄権でしたからね」（テレビ誌ライター）
そんなこんなで、7月25日現在のチャンネル登録者数は396万人になっていた。とはいえ、この数字は、国内トップクラスの登録数であることは間違いない。これ以上の減少を避けるためにも、もう少し危機感をもってチャンネル離れの原因を考察する必要があるといえるだろう。
（木村慎吾）
