高橋メアリージュンの女優人生を決定づけた「元カレの“しっくりこない”プレゼント」

 9月2日深夜放送の「二軒目どうする?」(テレビ東京系)に出演した高橋メアリージュンが、みずからの半生を語り話題になっている。

 同番組で彼女が語ったところでは、父親が経営していた牛乳店が倒産したことで借金を抱え、小学6年生の頃から生活は一変。15歳の頃には4人の子どもを育てられなくなったフィリピン人の母親の妹が住むアメリカ・ラスベガスに、「留学」という名の「一時避難」したことも。数千万円単位の借金があったそうだが「ちゃんと把握してなかったんですよ。いくらかとか、利子がどれくらいとか。だから利子ばっか払ってたんですよ。親と話して“(借金に)向き合おう”ってなって。あと(借金は)200万(円)くらいだったんですよ。『これはもう一気に返そう。子どもたちで頑張って』ってなって。子どもたちでお金出し合って、一気に返済しました」と、4年前、高橋が31歳の時に完済できたと明かした。

 16歳で「CanCam」モデルとして芸能活動を始めた高橋は、2012年下半期放送のNHK朝ドラ「純と愛」でヒロイン・純(夏菜)の兄・正(速水もこみち)の恋人・マリヤで女優デビュー。実はこの時、ヒロインのオーディションを高橋は受けており、合格こそしなかったものの、後日、脚本家の遊川和彦氏や監督らに呼ばれて出向くことになった。

 当時、元カレからもらった1粒ダイヤのネックレスをしていた高橋は、そのネックレスのダイヤが首元のセンターからすぐにズレて歪んでしまうので、指で直すクセがあったそう。遊川氏と話している時にもネックレスの歪みを直していると「やっぱそれ歪んでるんだ。それ、自分で直すのクセなの?」と質問され、「はい、そうなんです」と高橋が答えると「ほかの人に直してもらったりするの?」再び質問され、「いえ、全然です」と返答。「じゃあ、もし大好きなカレだったら直してもらっていいの?」と聞かれ「そうですね」と答えたところ、当初は「純と愛」の登場人物として考えていなかった新キャラクター「常にネックレスが歪んでいる女」を遊川氏が作ってくれて女優デビューしたという驚きのいきさつも告白したのだ。

「確かに高橋が『純と愛』で演じたマリヤには、整理整頓は得意だけれど首にしているネックレスはいつも歪んでいるという、謎の設定があったため、当時は『何の意味があるんだ?』と指摘されていましたが、その謎がやっと解けました」(テレビ誌ライター)

 高橋が女優として活躍するきっかけを作ったのは、1粒ダイヤのネックレスをプレゼントしてくれた、その元カレのおかげと言えるのかもしれない。

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