「クリスマスだから華やかに過ごしたい」「ブランドもののプレゼントが欲しい」など、これから始まるイベントデーの過ごし方に理想を持つ女性は多いですよね。気持ちは分かります。でも、ただ期待していても思い通りのデートはできません。
なぜなら、男性は女性ほど恋愛に対して夢見がちではないからです。どんなに好きな相手でも、付き合いが深まるにつれて甘えが出てきてしまい、ドキドキワクワクすることを企画しようという気持ちが薄れてしまいます。悪気はないのです。
そんな中、あなたがクリスマスなどのイベント時にガックリせずに楽しむ方法はあるのでしょうか? まとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
■期待せず、相手の価値観を認めて受け入れる
まずは、「イベントデートはカレにエスコートしてもらえるもの」という価値観を捨てましょう。理由は、冒頭でお話しした通りです。男性はそれほどイベントに力を入れる人はまずいません。たまにいますが、まずいません。そしてそれは、あなたに本気じゃないからではないのです。恋愛に対する頑張り方が私たち女性とは少し違うのです。
カレは、どんな日もあなたと穏やかに楽しく会話を楽しみたいのではないでしょうか。何事もなく笑って過ごせる幸せを感じたいのではないでしょうか。そんなカレの価値観を認めるのが大事です。あまりに期待し過ぎないこと。人は期待し過ぎるから、それが叶わないときに「裏切られた」「愛されていない」と勘違いをしてしまうんですよね。まずは期待しないこと、それがとても大事な心の持ちようなのです。
■カレの希望を加味し、自分なりのプランを早めに提案する
でも、せっかくのイベントデートです。カレもあなたも楽しめるのはどんなデートでしょうか? それをあなたが企画し、カレに提案してみましょう。ディズニーランドがいいのか、シックなホテルレストランで過ごしたいのか、近場に一泊旅行に行ってみるのか。あなたの企画を提案することで、あなたがイベントデートを大切に思っていることをアピールできます。
また、早めに提案することで、ちゃんと予約も取れてカレも仕事がかぶらないようにと準備を進めてくれるでしょう。プレゼントも、カレまかせではなく方向性を話し合っておきましょう。そうすれば“ガックリ”することもなくなります。ギリギリまで何も提案しないのに、「私を喜ばせて欲しい」というのはナンセンス。おとぎ話の中のお話なのです。
■「私といると楽しい」をイメージしてもらう
単純なことですが、人って今が楽しいと「これが続くといいな……」と思いますよね。「ここにずっといたいな」「この人とずっといたいな」という気持ちです。だから、まずは“今”のカレとあなたの時間を大事にいつくしむことが、先々の楽しい時間につながるのです。
イベントを提案しましょうとお話ししましたが、とはいえ「イベント、イベント!」と頑張り過ぎないのも大事です。イベントの提案はしても、しつこくし過ぎない。それより、カレに楽しい未来を想像してもらいましょう。
例えば、イケアやニトリなどで一緒に家具を見ながら「こんなテーブルだと毎日気分がよさそうね!」なんて話すのがいいかも。あなたとの楽しい空間を自然と想像し,「かわいいな、喜ばせてあげたいな」と思ってくれると思いますよ。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。自己肯定感アップ術や詩作、色彩心理学を通したセラピーのほか、姿勢改善や呼吸法、ストレッチやダイエット術など心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCなども。インスタ「恋に効く詩の世界」が人気。