「見る人を選ぶドラマ」と言われ、一部の熱いファンから高い評価を受けているドラマ「カルテット」(TBS系)。最終回まであと2回となった3月8日放送の第8話の視聴率は9.5%と、初回時の9.8%を超えることなくここまで推移してきた。
「細かいセリフのやり取りが多いこのドラマは“ながら視聴”しにくいですから、リアルタイムでなく録画視聴する人が多いんです。そのため、当然視聴率は伸びません。さらに10代からは『面倒くさいドラマ』、20代から40代にかけてからは『疲れるドラマ』、50代からは『自主映画みたいなドラマ』と呼ばれ、どの世代にも受け入れられるドラマではないようです。その一方で『ハマリ病』を自称する人も少なくありません。ネット上には『会社でうっかり先輩のご主人のことを「夫さん」って呼んじゃった』『学校で“みぞみぞする”って言ったら“はあ?”って返された』『から揚げやレモンを見るたびに“不可逆”という言葉が頭に浮かぶ』など、ドラマを視聴していればすぐにわかるけれど、視聴していない人にはまったくわからないことを挙げ、自分のハマリ度をアピールする人が増えているようです」(広告代理店関係者)
まだドラマは続いていると言うのに「今から『カルテットロス』を想像してしまって辛い」という声まであるこのドラマ。最終回が待ち遠しい。
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