3月14日放送のドラマ「カルテット」(TBS系)が、スタートしてから初めての視聴率2ケタとなる11.0%を獲得した。この日はWBCの日本対キューバ戦が長引いたために50分遅れのオンエアだったが、どうやらそれが功を奏したようだ。
ファンの間では「視聴率が伸びないことのほうがおかしい」とまで言われてきたこのドラマだが、熱心なファンの1人である俳優の瑛太に対し「チョイ役でいいから出してあげて」「カメオ出演ぐらいならいいじゃん」といった声が続出している。
「瑛太は『カルテット』の初回から第7話まで毎回感想をツイッターに投稿しています。中には『俺、何話に呼ばれるんだろう』と本気で出演を熱望するようなつぶやきまでありました」(テレビ誌ライター)
瑛太はこのドラマの脚本家である坂元裕二作品に11年の「それでも、生きてゆく」、13年の「最高の離婚」(ともにフジテレビ系)で主演を務め、坂元作品の世界観を醸し出せる俳優の1人であることは証明済みだ。
「俳優としてこのドラマに出演したかったのは確かでしょう。『カルテット』開始当時には松田龍平演じる別府司の役は『瑛太でもよかったのでは』と一部で言われていましたから、悔しさもあるのでは」(前出・テレビ誌ライター)
瑛太の気持ちはドラマファンには確実に届いているようだ。