4月20日スタートのドラマ「ダメマネ!‐ダメなタレント、マネジメントします‐」(日本テレビ系)で、元天才子役の神田川美和こと、現在はその過去を隠して芸能事務所「TOYOプロダクション」でマネージャーを務める隅田川道子を演じている川栄李奈。道子(川栄)は、自身の過去を知る現在の上司である犀川真一郎(安田顕)に、過去の栄光に縛られ、現在はほとんど仕事がなく態度の悪い“大御所俳優”五味良介(竹中直人)のCM撮影現場を任される。
ところが、五味はCM監督の赤井(野波麻純)を立腹させてしまい、撮影は頓挫。TOYOプロダクションに所属するスーパースター・真田祐士(山田涼介)を代役としてCM出演させることで丸く収めることができた。
この第1話で道子は、犀川が書く「セリフ」を即座に覚えてはアクシデントを丸く収めた。そのことで、マネージャーとしての今後の活躍が期待されるというストーリー展開だったのだが、視聴者からは広瀬アリス主演ドラマ「なんで私が神説教」(日テレ系)との「類似点」が指摘されているようだ。
それは「主人公が説教をくり広げる」こと。広瀬演じる主人公の新任高校教師・麗美静は生徒である高校生に説教をし、「ダメマネ!」の川栄演じる道子(美和)はダメなタレントに説教をして、それぞれ相手が心を動かしてストーリーが展開しているため、「土曜のアリスのドラマと日曜の川栄の日テレドラマが似てる」「どちらのドラマも説教してくれる人を大切にしようということなのか?」といった声をはじめ、「もしや日テレは説教されたいの?もしくは説教してほしいの?」「日テレは世間からの説教を受け止めて精進するから、どしどし説教してくださいというメッセージが込められているのか?」といった声までネット上にはあがっている。
同クールで「説教ドラマ」2本が放送されることに、編成局の意図はあるのだろうか。
(津島修子)