恵俊彰がMCを務める、TBSの情報番組「ひるおび!」。2016年の平均視聴率は6.9%で12年から5年連続、同時間帯トップを達成している。
ところが、最近になって視聴者から恵に対する不満が高まっているという。その内容は「中継のアナウンサーが話してるのに、無視して自分の話をかぶせる。しかも、何回も……。恵のワンマンショーになっている」「自分の聞きたいことだけを優先する恵はジャマ。そこはあなたの勉強会じゃない」などなど。
この言葉、どこかで聞いた気がするのだが‥‥。芸能ジャーナリストは「恵が宮根誠司化している」と言う。
「恵に対するクレームは、これまで宮根に対して向けられたものとそっくりです。高視聴率に胡坐をかいて、自在に振る舞う宮根とダブって見えると陰口をたたかれています」
番組の回し方に定評があり、「ひるおび!」でも高評価得ている恵がなぜ“宮根化”してしまったのか? テレビ誌記者は次のように分析する。
「情報番組を長いことやっていると、様々な知識が自然と入ってきます。初めのうちは専門家の意見や現場の記者からの報告を尊重しますが、次第に自分にはジャーナリスト並みの見識が備わっていると勘違いし、聞くことよりも聞きたいことを優先させてしまうのです。そのあたりが、視聴者からの不満につながったのでしょう」
本来、司会者には“聞く力”が求められる。あえて恵には、「初心に帰れ」と忠告しておきたい。