「私、失敗しないので」の名台詞で人気を博し、これまで4回の連ドラ、1回のスペシャル、1回のスピンオフが放送されてきた「ドクターX~外科医・大門未知子~」。10月から、そのシリーズ第5弾が放送されることが発表された。
類まれな技術を持つフリーランスの外科医、大門未知子が、権力うごめく病院組織に立ち向かい、患者の命を救うべくメスをふるうこのドラマ。米倉涼子演じる主人公の大門未知子だけでなく、キャラの立った登場人物も人気を支えているのだが、12年の第1期から6年間で第5期を迎えるヘビーローテーションにもかかわらずマンネリ化せず、常に高視聴率を叩き出しているのは、時事ネタの取り込みにも理由があると言えよう。
「第4期では、号泣県議を彷彿とさせる場面や『第三者の厳しい目』『世界で一つだけの骨』、そしてピコ太郎『PPAP』のペンとパイナップルをメロンに変えたパロディなど、時事ネタがふんだんに盛り込まれていました。このスタイルは、第2期からレギュラー出演している西田敏行がアドリブを頻繁にぶち込むことがきっかけとなり、第3弾の頃から時事ネタを取り入れるようになったのだそうです」(芸能ライター)
第5期では、舞台となる東帝大学病院に「患者ファースト」を掲げる女性院長が誕生することがわかっており、早くも時事ネタ満載の匂いがプンプン。大門未知子の活躍、そして飛び出す時事ネタに期待したい。