10月24日、元フジテレビアナウンサーで、日本維新の会の長谷川豊氏が公式コラムを更新。先の衆院選での活動を振り返った。
長谷川氏は千葉1区に立候補し落選、比例の南関東ブロックでも復活を果たせなかった。初の選挙戦を終えた長谷川氏は、当初の予想を上回る1万5000以上の得票を得られたことに感謝の意を表すとともに、お詫びの言葉を記した。
と、ここまではよかったのだが、文章の後半になると、次第にいつものグチや責任転嫁のような言葉がポロポロと…。
「要約すると、自分は政治家としては素人で何もわからない。数十人にSOSを出したが、選挙が始まるまでの半年間、党からは誰も助けにきてくれなかった。千葉で維新の会の後援会長のなり手もいなかった──ということを言いたかったようです。確かに同情すべきところもありますが、それを明かしたところで、有権者にはグチにしか聞こえません」(週刊誌記者)
誰からの手助けも得られない長谷川氏は一人で政治活動を進めるしかなかった。そのことを本人は次のように表現している。
「千葉1区の1万軒以上のお宅をピンポンし、ポスターの掲示のお願い。週3日ほどの駅頭でのご挨拶。チラシの制作。全てを一人でやってきました。運転⇒私、ピンポン⇒私、ポスター貼り⇒私、駅頭⇒私一人」
「ここまでくると、誰も助けてくれないのに自分はこんなに頑張った。だから、褒めてくださいね……と言わんばかりの論調ですね」(前出・週刊誌記者)
ネットでも「見事に人徳がなかったんだな」「始まったよ、自分は悪くない。周りが悪いパターン」「ヨットで太平洋横断と騒いで、私はヨットの操縦ができません、誰も教えてくれません、みたいな言い訳だな」と同情の声は見られない。
かつて透析患者のことを自業自得と言い放った長谷川氏。今回の結果こそ自業自得ではないのか。
(石田英明)