女優でタレントの藤原紀香と、歌舞伎俳優の片岡愛之助が3月30日に婚姻届を提出した翌31日、華やかな金屏風の前で夫婦揃って結婚会見を開いた。
おめでたい話題ではあるものの、世間の反応はなぜか冷たい。ネッ上では「どうせすぐ離婚」「3年もたないよ」など、話題はすでに“いつ離婚するか”なのだ。しかも、愛之助は熊切あさ美と“ドロ沼破局”した直後に藤原と交際宣言という流れだっただけに、熊切から逆襲されるのではという憶測も飛び交っている。
しかし、芸能ジャーナリストは「紀香に梨園の妻が務まるかが問題」という。
「梨園の妻は、決して目立たず陰に徹するもの。かといって地味にならず、華やぎも求められる。その絶妙なバランスを保ちながら立ち振る舞えるかが重要なんです。正直目立ちたがり屋の紀香にそれができるのか疑問。また、歌舞伎公演は1カ月25日間、昼夜の公演で、半日以上劇場で過ごす生活が休みなしに続きます。開終演後や幕間の挨拶だけでなく、楽屋見舞いの対応やお祝いをいただいた方々へのお礼状の確認など、気力、体力を使う日々の連続。贔屓筋の顔と名前はすべて暗記し、公演に来れば自ら駆け寄りご挨拶しなければなりません」
また、一口に梨園といっても、そこには“格の系図”があるそうだ。
「歌舞伎界は昔から『市川團十郎』が頂点。つまり、海老蔵がその位置につくわけです。愛之助は人気役者ではありますが“格”でいえば成駒屋や音羽屋、中村屋には遠く及ばない。妻の立ち位置は夫の格に準じますから、前田愛や小林麻央は紀香の格上です。年下の彼女たちに紀香はちゃんと対応できるのかも疑問です」(前出・芸能ジャーナリスト)
妻の振る舞い一つで、贔屓筋から総スカンを食らうこともある歌舞伎界。愛之助が結婚を後悔する日が来なければいいのだが‥‥。
(李井杏子)