フリーアナウンサーの小林麻耶が11月12日、木曜コメンテーターを務めていた情報番組「グッとラック!」(TBS系)を降板。所属事務所も「マネジメント業務が困難」として、同日付で小林との契約を解除した。
その翌日の早朝6時ごろ、小林が運営するYouTubeチャンネル「コバヤシテレビ局」がライブ配信を開始。小林は夫の國光吟(芸名は「あきら。」)とともにカメラの前に登場。昨日の報道への反論を展開するのかと思われたが、2人は予想に反して「今日はみなさんと一緒に瞑想をしたいと思います。今から15分ぐらい目をつぶって瞑想しましょう」と話し、そのまま15分間、動かず音もない“放送事故”のような映像が延々と続いたのだ。
そして15分後に「はい終わりました」「スッキリしましたね」と顔を見合わせてと2人で拍手して終了。なんともスピリチュアルな放送となった。
「小林は2017年から“数秘術”に傾倒し、資格も取得しています。このころからブログでもスピリチュアルな言葉が目立つようになり、2020年は自身が監修を務める数秘術のスマホサービスを本格始動させました。夫も“宇宙ヨガ整体師”を名乗っていましたから、業界では“スピリチュアル夫婦”のイメージが強いですね」(テレビ局関係者)
小林は降板した当日の朝、YouTubeで突然こんな報告をしていた。
「私、きのう午前中に突然、降板を言い渡されて、今日番組に出演できないことになりました。ファッションコーナーのスタッフさんからいじめを受けていまして、それに耐えられずに、今週火曜日にあったロケに行かないっていう決断をしたんです」
番組放送2時間前のまさかのカミングアウトは、さらにこう続いた。
「いじめから守ってくださらなかった(所属事務所の)I社長。そして番組降板を突然言い渡し、今日生出演させないという判断を下されました(番組プロデューサーの)Mさん。ありがとうございました」
こう言うや、小林は「ククククッ」と笑い、ついには夫と顔を見合わせて爆笑しているのだ。まったく悲壮感を感じさせない、まさしく現実離れした降板報告だった。
数秘術は1から9までの数字を「ルート・ナンバー」とし、生年月日や名前を1から9までの一桁の数字に結び付けて占うというもの。たとえば、17なら、1+7=8、29なら、2+9=11、1+1=2と、一桁になるまで足していく。生年月日で導き出す「ライフ・パス・ナンバー」、氏名で導き出す「ディスティニー・ナンバー」、氏名の母音だけの「ソウル・ナンバー」、氏名の子音だけの「パーソナリティー・ナンバー」など基本数字があり、その組み合わせによって相性を占ったりするのだとか。
小林と、立川志らく、番組プロデューサー、事務所社長との相性は“よくない”と出たのだろうか。