今や元日の風物詩となった「ニューイヤー駅伝」。国内の男子長距離界のトップランナーを擁する実業団チームが7区間100kmのコースを激走。コロナ禍に見舞われた今年も、選手たちによる熱い戦いが繰り広げられた。
「テレビ中継された『ヤマザキ新春スポーツスペシャル ニューイヤー駅伝 2021』(TBS系)では、富士通が12年ぶり3回目の優勝。昨年は、のちに五輪代表になった中村匠吾を疲労で欠くなど、ベストメンバーが組めずに予選落ち。今季は春先から各選手が一緒に練習を続け、チーム全体のコンディションをピークに持ってきて見事雪辱を果たしました」(スポーツ紙記者)
様々なドラマが繰り広げられたこの大会だが、テレビ放送では別の人物が話題になったようだ。
「『ニューイヤー駅伝』は山崎製パンがメインスポンサー。そのため、同社のヒット商品『ランチパック』のメインキャラクターを務める山崎賢人のCMが、ファンから熱い注目を浴びました」(女性誌記者)
元日のニューイヤー駅伝開催に合わせて放送された最新CMは、宙に浮かんだたくさんの種類のランチパックから彼がお気に入りのピーナツ味をつかみ取るというもの。
「商品目掛けて跳躍するシーンではおよそ3.5メートルの高さに吊り下げた実物が用意され、それを見た山崎が『これは絶対届かない』と目を丸くするひと幕も。実際に撮影するのは、つかみ取る前のジャンプのアクションのみですが、仕上がった映像ではエネルギッシュで華麗なジャンプを見せる山崎の身体能力の高さが存分に活かされたCMとなりました」(前出・女性誌記者)
ネットには「山崎賢人のCM見られるので駅伝好き」「1年でいちばん多く山崎賢人を観るのは確実に元旦だわ」など、駅伝と並んで山崎のCMへの熱いコメントが寄せられた。
賢人ファンにとっては、お年玉のようなものなのかもしれない。
(窪田史朗)