テレビ東京の大江麻理子アナとフリーアナウンサーの徳永有美が夜のニュース番組で火花を散らすという。
大江アナがMCを務める経済ニュース番組「ワールドビジネスサテライト(以下WBS)」が、4月から放送開始時間を1時間繰り上げて夜10時スタートになる。徳永アナは同時間帯のニュース番組「報道ステーション」(テレビ朝日系)で月曜~水曜のMCを担当。まさに、人気女子アナ同士の一騎打ちとなる。
1月25日発売の「週刊ポスト」によれば、「WBS」の放送時間の繰り上げはコロナ禍によって視聴者の就寝時間が早まっていることなどが理由。迎え撃つ「報ステ」は夜10時枠のニュース番組では一強状態。視聴率3%前後の「WBS」など怖くもないはずだ。
だが、安定したMC力に加え、癒し系としても人気がある大江アナに対して、特別なアナウンス力を持たない徳永アナが脅威を感じているという。2人の直接対決で「報ステ」の視聴率に陰りが出れば、徳永アナの立場も危うくなるかもしれない。
大江アナと徳永アナのバトルの一方、漁夫の利を得そうなのが午後11時スタートの「news zero」(日本テレビ系)のMCを務める有働由美子アナだという。
「2020年12月の『女性自身』によると、『news zero』は同年1月に過去最高視聴率を更新し、その後も好調を維持しているといいます。コロナ禍においても、有働アナはスタッフに高級マスクを差し入れるなど気遣いを見せているそう。スタッフの士気も上がり、団結力も高まったに違いありません。そこへもってきて『WBS』の突然の“お引越し”。番組内容こそ違いますが、『WBS』が裏番組からいなくなったのは追い風です。また、同時間スタートの『NEWS23』(TBS系)は低空飛行が続いており恐るるに足らず、有働アナは陰でほくそ笑んでいるのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
4月以降、有働アナの不安は“zero”に違いない。
(石田英明)