3月25日に行われた映画「騙し絵の牙」の公開前夜祭に俳優の大泉洋、中村倫也らが出席。映画のテーマにちなんで、15年以上騙していたことを明かした。
原作は塩田武士氏による同名小説で、2018年本屋大賞にもランクインした話題作。イベントでは本作のテーマである“登場人物全員嘘をついている”ことにちなみ、出演者達が今までついた嘘のエピソードを告白。中村は「そんなに嘘をつく側の人間ではない」と前置きしながらも「身長が168センチだったんですね。でもプロフィールには170センチになっていますね」と身長のサバ読みを告白。さらに「17、18歳でデビューしているので、15年以上そのノリで」と相当な長期間だったことを明かした。
大泉も「けっこうな嘘をついたね」とツッコミ。しかし、中村は「先日、生まれて初めて人間ドックに行ってきたんですけど、170センチありました。これは言霊です」と嘘を言い続けていたら本当になったことを明かし、会場から拍手をもらっていた。
大泉は中村に「次は172センチくらいと言っても大丈夫ですね。そうやって頑張っていけば、最終的に180センチくらいになるかもしれない」と提案。中村は「それは証明したいですね。言葉の持つ力」と同意し、「(今後は)172センチと言っていきたいと思います」と言霊の実践を宣言した。
ネットでは《この人の魅力は身長じゃないし低くても魅力がある》《童顔で可愛らしいお顔なので小柄なほうが彼の魅力にあってると思うなぁ》《中村さんは、あんまり大きいより、このくらいだから いいんじゃないかな》《中村倫也さんなら何センチでもいい》など身長に関わらず魅力的といった声が相次いだ。
「実は公式ブログの2013年12月20日にアップした記事で中村は本当の身長をさりげなく明かしています。内容はデビューしたてのとある作品のオーディションで自己紹介をした時を振り返ったもの。身長168センチと自己紹介したのに審査員から資料では170センチになっていることをツッコまれ、言い直すというやり取りを会話形式で再現していました。その後、いま自分でメジャーを使って測ったら172センチになっていたと喜ぶ内容でした。なぜか今より伸びています(笑)」(芸能記者)
デビュー当時は168センチ、7年前は172センチ、そして今は170センチ。どれが本当の中村倫也なのだろうか。
(柏原廉)