「飯テロ」の言葉を生み出したグルメドラマ「孤独のグルメ」(テレビ東京系)の第9弾が、この夏に放送されることが決定した。
このドラマは俳優の松重豊が主演。主人公の雑貨商・井之頭五郎が、商談や営業で行った先で飲食店にフラリと入り様々な料理を食し、その美味さに舌鼓を打つという物語。2012年1月にシーズン1が放送されて、シリーズを重ねるごとに人気を博し、年末にはスペシャル版が放送されるほど。すっかりグルメドラマの顔となった松重には、ネット上で「待ってました!」「松重さんの食べっぷりを楽しみにしています!」「松重豊の顔を見るだけで腹が減る」などのコメントが飛び交った。
「ドラマの見所は、井之頭五郎の食べっぷりと、もはや哲学的ともいえる“心の声”の食レポ。これが話題となり、ドラマにハマる人が続出しました」(週刊誌記者)
もはや松重にとって代表作とも言える「孤独のグルメ」。しかし、主役を務める松重が意外にも少食であることはご存じだろうか。
「2014年8月16日に配信された『MANTAN WEB』のインタビューで、一度の食事シーンで2~3人前はありそうな料理をたいらげる五郎とは対照的に、意外にも食が細いことを明かしており、小食がゆえに撮影のために『極限まで空腹に追い込んでいるんです』と明かしています。
もっとも、空腹で撮影に挑むのは小食だけが理由ではなく、お店の人が作った出来立ての料理を初めて食べるリアルな表情を演じるためでもあるとのこと。撮影前日から食事を制限して、当日朝はヨーグルトのみで胃袋の調子を整えロケに臨むようです。そのおかげで『一口目は相当うまいんです』と言いながらも後半になると『胃袋の体力勝負』なのだとか」(芸能ライター)
松重の役に対する努力こそが、“飯テロ”を生み出しているようだ。
(窪田史朗)