お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が7月11日放送の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)で、トランプゲーム企画「ガキ使ジジ抜き」に挑んだ。このゲーム、ババ抜きの要領で最後の1枚のジジを持ってしまったメンバーはカードに書かれている体当たりのお題に挑戦しなければならないというルール。1回戦は猛獣のぬいぐるみと全力でバトルを繰り広げる「猛獣大格闘」なるテーマとなった。
サメやキリン、ゴリラ、クマといった様々な猛獣のぬいぐるみのいずれかと本気で格闘しなければならない今回の体当たり企画に対し、松本は「絶対イヤです」「こんなもん、これからの子がやるやつやで」「これからの3人組のネタ考えてない子がやるやつや」などと不満。芸歴39年を誇るベテラン芸人がやるような企画ではないと嘆くと、「とんねるず、ウッチャンナンチャン、絶対やれへんで」と同世代のお笑い芸人の名前を挙げながら嘆いたのだ。
そんな松本の嫌な予感が的中したのか、3回戦の罰ゲームをかけたジジ抜きでは1人負けし、臭豆腐の臭いを嗅がされる罰を受けて絶叫。あまりの臭さに「やばい! やばい!」と動揺し、まるで若手芸人のようなリアクションをしてみせた。
「体当たり企画への愚痴をこぼす流れから、ふと口にした『とんねるず、ウッチャンナンチャン、絶対やらへんで』の言葉にSNSをはじめ、ネットでは大盛り上がり。とりわけ、松本が自分の口からとんねるずの名前を出したのは、2014年3月の『笑っていいとも! グランドフィナーレ』(フジテレビ系)における『とんねるずが来たらネットが荒れる!』発言以来、7年ぶりのことだとして、『松本人志さんの口から! とんねるずさんとウッチャンナンチャンさんの名前が!』『松ちゃん自らとんねるずの名前を出すのはレアだ!』『なんか嬉しくなっちゃった 笑』『共演してくれー!』との反応が飛び交いました。
『いいとも』最終回以降、共演者からとんねるずとの関係性などについて質問を受けたことは何度かあるものの、松本が自分からその名を口にしたのはかなりのレアケースということで、ファンは大興奮しています」(テレビ誌ライター)
吉本興業の看板を背負って立つ身でありながら、最後には首を箱で固定され、臭豆腐の臭いをこれでもかと堪能させられていた松本。いくつになってもハードな体当たり企画から逃げずに全力投球のダウンタウンには、とんねるず、ウッチャンナンチャンも脱帽しているかもしれない。
(木村慎吾)