今夏、チューハイ飲料のCMで華々しく爽やかな浴衣姿を披露している二階堂ふみと成海璃子。その浴衣柄に注目してみると、今年のトレンドが見えてくる。ここ数年の浴衣業界では、レトロ柄がブームになっていたが、今年もその勢いはとどまるところを知らず、さらに今年風に進化している。この夏は、大正時代を思わせるレトロモダンや古典柄がきているようだ。
大正レトロモダンの柄とは、大きめの花柄や水玉模様などの定番モチーフや、レトロな色合いが特徴。成海璃子がCMで着用している大胆だがレトロなピンクの花柄浴衣は、その代表といえる。レトロな柄でも、カラフルな色使いで少しポップに仕上げられ、今年色を出す浴衣も。
一方、少し淡色系で洋風のレトロポップなイメージは、昨年から引き続き人気。CMで二階堂ふみが着ているのも、花柄ポップな明るめ浴衣だ。
もっと落ち着いた縞模様やストライプ模様などの大人風の古典柄も、今年の特徴といえる。平凡な柄に、少しひねりの効いた柄や色の帯を合わせたり、ポップな小物やかんざしを合わせたりすれば、古臭さが一掃され、より一層今年風に近づく。
今年の花火大会や夏祭りの浴衣選びのヒントにしてみては?