お笑いコンビ・霜降り明星の粗品が10月24日、自身のYouTubeチャンネル「粗品 Official Channel」を更新。前日に同チャンネルで行った競馬の「第82回菊花賞」の予想を見事的中させたが、衝撃のオチを明らかにした。
粗品は23日に「生涯収支マイナス1億円君の菊花賞予想」というタイトルで動画をアップ。そこで1着と2着になる馬の番号の組み合わせる「馬連」を予想。粗品は「3‐2・5・9・14・17・18」に「もし買うなら1点600万円くらいですかね」と明らかにしていた。そして実際のレースの結果は「3-18」となり、見事的中。オッズは24.2倍といわゆる万馬券ではないものの、本当に600万円分買っていれば1億4520万円の配当金が入ることになり、動画のコメント欄も一気に《いや、レース内容もしっかり当たっとるやんけ。流石!》《レース終わったらまさかのド的中しててワロタ!ほんまに一点600万でいってたら完全に捲ってる!》《1億4000万おめでとうございます》などお祭り状態に。
しかし翌日、粗品は「本日の菊花賞について」と題した動画をアップ。前日とはうってかわって覇気のない声で「予想が的中しました。でも、買えてません‥‥買えてません」とまさかの告白。続けて「なんていうんでしょう。ホンマに来るとは思ってなかっ‥‥いや、ていうか、なんなんですかね。すいません。昨日は本気で予想したんです、よね、もちろん。めちゃめちゃ自信はあったんですけど、いかんせん“生涯収支マイナス1億円君”なので、頭のどこかで『あ、どうせ俺また負けるんやろな』って」とマイナス思考に陥って馬券を購入していなかったことを明かした。
粗品はその後、自身の予想が的中し、1億超えになったことに動揺し、母親に電話したことも告白。これからも手に入るはずだった1億円を取り返しにいきたいと決意を新たにした。最後は悔しさがあふれ出たのか、イスからころげ落ちながら絶叫して動画は終了した。
ネットでは馬券を買っていなかったことに対して《タレントがYouTubeで予想したなら、買うところまでが仕事という気がする》《買わなかった馬券に的中もクソもあるか》《買わなきゃ当たらんのよ。予想やって当たっててもなんの意味もないんだわ》など厳しい声が書き込まれた。
「粗品のギャンブル好きは有名で、1月に出演した『ダウンタウンDXDX2021最強運スペシャル』では3日で700万円負けたこともあることが明かされました。当然、借金もあり、粗品は『年々増えていってる』『(負債は)会社ぐらいあるんですけど』などと発言。YouTubeチャンネルにもギャンブルと借金ネタの動画が多数投稿され、7月に公開した動画では総額480万円にもなる腕時計を2本自慢しながら、所属している吉本興業にも金を借りていることを明かしています。まさに“令和の破滅型芸人”であり、自ら“生涯収支マイナス1億円君”と自称するのもダテではないと言えます。今回の馬券を予想通りに600万円買っておけば、借金も全額返済できたかもしれないので、本人は相当悔しいのではないでしょうか」(芸能記者)
近年は吉本から独立する芸人も多いが、粗品に限っては一生、吉本興業への返済で働くことになりそうだ。
(柏原廉)