KinKi Kidsが大みそか恒例のライブ「ジャニーズカウントダウン」で司会を務める背景に、先日不満を爆発させたという堂本光一と事務所の関係修復が狙いである可能性を12月9日、ニュースサイト「東スポWeb」が報じた。
同記事によると光一は11月19日に有料会員向けのブログで、22年1月1日に開催されるKinKi Kidsの東京ドームライブの発表に至るまでのドタバタを暴露。それは当初、ドームの改修工事のため、元日のライブは難しいと言われていたにも関わらず、12月30日は同会場でジャニーズのグループが総出演する「ジャニーズフェスティバル」が開催されることになったため、光一は「ん??? 話が違うくないか??と」と投稿。翌日20日にはインスタライブで「KinKiも来年で25周年。他のこともいろいろ話している」などと意味深発言をしたという。
KinKi Kidsにとって1月1日の東京ドームライブは光一の誕生日を祝う日でもあり、本人達もファンも大事にしてきた恒例イベント。昨年はコロナ禍で配信ライブとなり、今年こそ有観客の開催を目指して動いていたという。結果的に開催することになったが、事務所からの“塩対応”に対してKinKi Kidsと事務所の間に遺恨が生まれたことは否定できないとしている。
そのためか、12月1日に放送された「FNS歌謡祭」(フジテレビ系)では「ジャニーズカウントダウン」の開催とKinKi Kidsが司会を務めることがあわせて発表されたが、これは事務所との不和説を打ち消すためではと同記事では推測している。完全に和解したわけではないが、光一は現在、自分がやりたいことをのびのびとやれる環境。東京ドームライブの件をのぞけば事務所の居心地はいいはずで、ジャニーズも気を遣っており、このまま決裂という形には至らないのではないかと、記事は結んでいる。
しかし、ネット上には《東スポ、ずっと6月退所って報道してたじゃん》《KinKiが東京ドームに居る時はだいたいKinKiが司会じゃなかったですか? あとインスタライブ、見たけど全然不平不満とか言ってないですよね。それぞれがファンのためを思っていろいろ考えてのことだというようなお話だったと思います》《最近のKinKiは京セラドームで単独カウコンをやるようになってたけど、今年はまだ例年通りにいかなくて、KinKiも東京ドームのカウコンに参加することになったから、カウコンの司会経験がいちばん多くていちばん慣れてるKinKiが司会することになったと考えるのが自然だと思う》《確かにコンサートについてはひと言文句言いたいだろう。でもいろいろ話している=退所ではなく、25周年イベントのことと読めたけど?》などファンからの反論が多数書き込まれている。
「KinKi Kidsは10年度から14年度まで4年連続『ジャニーズカウントダウン』の司会を務めましたが、15年度はデビュー20周年ということもあり、パフォーマンスに専念。16年度から京セラドーム大阪で元旦に単独ライブを行うことになったため、必然的に司会はできなくなりました。22年の元旦ライブは会場が東京ドームなので、序列的にも経験的にも前日に行われる『ジャニーズカウントダウン』の司会をKinKi Kidsが務めるのは自然で、事務所との関係修復のためと考えているファンは少ない様子。加えて今年2月に『東京スポーツ』が報じた“6月退所説”も結局2人の退所はなかったため、それも踏まえて今回の報道に反論するファンが多かったようです。基本的に本人達のメッセージしか信じないという人も多いですしね」(芸能記者)
KinKi2人の言葉を信じていれば間違いないようだ。
(柏原廉)