女優の観月ありさが12月24日、ラジオ番組「JUMP UP MELODIES TOP20」(TOKYO FM)にゲスト出演。30年連続連ドラ主演を達成したことについて語った。
観月は12月27日~30日深夜に放送された主演ドラマ「奪い愛、高校教師」(テレビ朝日系)で連続ドラマの30年連続主演という前人未踏の記録を達成。番組パーソナリティで同作の脚本を務める鈴木おさむ氏から「(主演を)飽きるとかないんですか?」と問われると、観月は笑いながら否定しつつ、「何周か回ってしまったみたいな感じがありますけど。いろんなことやってきたので」と明かした。さらに「スタッフもみんな変わるし、もちろん脚本とかも変わりますし。そういった意味では飽きるというのはなく、どんどん追求していくという感じです」と語った。
鈴木氏は若い女優が台頭してくることにも触れつつ「俳優さんより女優さんのほうが長く続けるのは難しいと思う」と発言。観月はそれに対して「プレッシャーを感じた時期もあったけど、それももう乗り越えてというかライフワークのように連ドラをやっているという感じなので」「(記録とか)あまり考えてないのかもしれない」と現在は気負わずに仕事を楽しんでいることを明かした。観月は今後やってみたい役柄として「パンチの効いている役は好き」と語り“ちょっとアウトローな役”を望んでいた。
ネットでは《ずっと主演なんて凄いね》《まさに伝説の少女》《どこまで記録伸ばすんだろ》といった称賛の声もあがったが、一方で《本当は主役ではなく、癖のある脇役などにシフトしたほうが幅が広がると思うけどな》《主演しかできなさそう》といった声も。
「観月は1992年のドラマ『放課後』(フジテレビ系)で主演を務めて以来、毎年連続ドラマの主演を務めており、今回の『奪い愛、高校教師』で33作目になります。10年には『19年間連続ドラマ主演』を達成したとしてギネス記録にも認定されました。コロナ禍でさすがに連続記録は途絶えるのではといった声もありましたが、21年も記録更新を果たすことになりました。コロナ禍も乗り切ることができたのですから今後も記録を伸ばしていくのは確実で、それを破る俳優、女優は当分現れないでしょう。
ちなみに観月は主演ドラマにしか出ていないと思われがちですが、実は脇役でも多数ドラマ出演をしており、21年だけでも『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』(テレビ東京)、『レンアイ漫画家』(フジテレビ系)、『家裁の人』(テレビ朝日系)に出演。特に20年放送のドラマ『私たちはどうかしている』(日本テレビ系)では和菓子の老舗の女将で腹黒い悪女役が話題となりました。“ちょっとアウトローな役”をやってみたいと思っているのはこのドラマがきっかけかもしれません」(芸能記者)
どこまでギネス記録を伸ばせるか注目だ。
(柏原廉)