歌手・ダイアモンド☆ユカイが1月9日に自身の公式ブログ「ユカイなサムシング」を更新し、空港でのトラブルに関する騒動を謝罪した。
ユカイは1月7日、ツイッターに「伊丹空港で子どもの面倒を見ていて10分前搭乗時刻を少し遅れてしまい大慌て」と書き出すと、「CAが急いでいるのはわかるが早くしろとまくし立てる。こっちも頑張って急いでいるんだよ」「挙句は俺の券を奪い取るようにやり出した。ちょっとやり過ぎだろ!」とキャビンアテンダントからの対応に不快感を露わにしていた。最後は「まあ兎も角子供達もいるしグッと堪える。搭乗には気をつけよう!」と冷静に綴ったが、これに対し、世間からは批判が殺到。また、昨年より別居状態が続く妻からも「遅れたあなたが悪いんです。反省しなさい。世間様にご迷惑をお掛けする事無いように生きて下さい。お願い致します」との連絡があったと明かし、ユカイは「はい。遅れてすみませんでした。以後、気を付けます」と返したという。
だが、炎上が収まることはなく、9日になって改めてブログに謝罪の言葉を掲載。「お詫び」と題したエントリーにて、「皆様へ この度は、いつも大変お世話になっております航空会社様、私をサポートして下さいました航空会社のスタッフ様にも私の身勝手な発言により、多大なるご迷惑をお掛けし、心よりお詫び申し上げます。また、私の発言をご覧になられた皆様にも大変不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございませんでした。私の身勝手な行動は、子を持つ親である前に人として間違っておりました。この積み重ねが、今の人生に反映されているのだと思います。芸能界で生きる人間として、いつも皆様には、とても親切にして頂き感謝しておりました。しかし、どこか驕りや甘えがあったのかもしれません。もうすぐ還暦を迎える私ですが、もう一度、初心に戻り、猛省しながら真摯に生きて参ります。繰り返しとなりますが、皆様に多大なるご迷惑をお掛けした事を、謹んでお詫び申し上げます」と綴った。
「一部からは、トラブルの現場となった空港では“グッと堪えた”ことを評価し、自身のブログでの愚痴程度は大目に見るべきとする声もありますが、やはり、CAだけでなく、ほかの乗客にも迷惑をかけた可能性もあるため、遅れながらも搭乗させてもらえたこと自体に感謝するべきとの指摘も相次ぎました。『クレームを言って申し訳ないというより前に、対応してくれただけでもありがたいとの言葉があるべき』『どう捉えてもまずは遅れた自分が悪い。CAさんすみませんってなるんだけど、そうはならないどころか、ツイートまでするのすごいな』との声や、『日常生活で一般人相手にちょっとイラついた件を、有名人の知名度を背景にSNSで吊るし上げようとする姿勢そのものに違和感を覚える。SNSの正しい使い方ではない』『指摘されるまで自分の迷惑行動に気付かないというのも情けないのひと言です』などの呆れ声が大半となっています」(テレビ誌ライター)
ユカイは1月2日にも自身のブログにて、正月を一緒に過ごした別居中の妻に関し、「妻が転ぶ。だるまさんがころんだ…。運動不足だな…。ベイマックス化が止まらない」などと表現したことが物議を醸していた。
ブログにせよ、SNSにせよ、まずは公開前にその内容を十分に見返し、適切なものかどうかをチェックする必要がありそうだ。
(木村慎吾)