神尾楓珠、自身の“国宝級”容姿を否定…目指すのは「ただの俳優」だった?

 俳優の神尾楓珠が1月24日、ニュースサイト「AERA dot.」のインタビューに登場。今年の抱負とともに自身の容姿について語った。

 元来、根が恥ずかしがり屋で引っ込み思案だという神尾。自身のことを「人の前に立つのが得意じゃない。向いてないです」と語る。しかし、普通に生きていたら出ないような感情を出すのが楽しくて俳優の仕事を続けているという。

 神尾は“国宝級”とも評される自身の端正な顔立ちについて「全然好きじゃない」「もっとやわらかい顔がよかった」という。その理由は「やっぱり目が強いから」だそうで、普通に見ているだけでにらんでるように思われ、友達から「怒ってる?」と気を遣われることや先輩から「何見てんだよ」と言われることもあったという。

 しかし、ネットでは《目立ちたくないなら芸能人にはならないけどね》《芸能界入っといて何言ってんだって感じよね》《贅沢言っちゃいけないよ》などツッコミが殺到する事態に。

「芸能界に入った経緯や今も俳優を続けている理由について神尾は、昨年11月に公開されたニュースサイト「iza」のインタビューでより詳しく語っています。

 神尾が芸能界に飛び込んだのは高校1年。ずっとサッカーを続けていましたが部活の方針と自身の考えが合わずに辞めて、ほかに熱中出来るものを探して今の所属事務所のオーディションを受けたとか。その頃は役者に興味はなく、周りがやっていないことをやってみたかったぐらいの軽い気持ちだったためすぐに壁にぶつかり、高校卒業の頃には芸能界を引退することも考えていたそう。

 マネージャーに止められて継続していたとのことですが、前向きになれたきっかけは19年のドラマ『3年A組‐今から皆さんは、人質です‐』(日本テレビ系)。そこで同世代の若手俳優たちと共演したことで刺激を受け、負けず嫌いの気持ちで『ここでやめるわけにはいかない』と役者に対して前向きに取り組むようになったと言います。“国宝級”とも称される自身の容姿についても、そんな肩書きはなくてもいい、普通に“俳優”でいいと語っており、自身はあくまで演技で勝負していきたいと思っているようです」(芸能記者)

 自身の美貌を凌駕するほどの演技力を身につければ、その思いはきっと理解されるだろう。

(柏原廉)

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