お笑いタレント・宮迫博之が1月30日に自身のインスタグラムアカウントを更新し、焼肉店「牛宮城」をめぐる騒動について釈明した。
この日はYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!」が開設2周年を迎えたこともあり、ともに活動するスタッフらとインスタグラムで生配信を敢行した宮迫。その中で、ノーブルプロモーションの若林和人氏と共同運営する牛宮城をめぐり、宮迫に“金欠偽装疑惑”が浮上している点について、「『結局お金あったんかい』みたいなくだり、ネットニュースのコメント欄にあったんですけど、お金はないんです、僕自身は」と説明した。
また、「ノーブルプロモーションとして、牛宮城をいったんオープンしてやっていくというお金はあるんです。ノーブルプロモーションに関しては僕のお金も入ってるんです。そこのお金と僕の個人のお金は別なんですよね。そこに放り込んでいるお金もたくさんあるんで」とした上で、「現状マジで本当にヤバくはなっているので、『結局お金あったんかい』『また嘘ついたんかい』というのは本当にやめてほしいんです。実際、本当にお金ないんですよ。もともとテレビ業界で稼いだお金は本当にないんです。あれを嘘ついたと言われて、本当に腹立ってる」と再度“お金はない”とアピール。しまいには「貯金通帳見せたろかな」とも語った。
昨年12月11日に出演したYouTube動画では、実業家でユーチューバーのヒカルから、牛宮城の揺れる運営状況に関し、「お金問題大丈夫なのかな」と振られ、「ハッキリ言わせてください。大丈夫じゃない」と返していた宮迫。続けて、「えらいことになってる」「ヤバいです」と漏らすと、「2年前の騒動以降、前の年の税金をガッポリ持っていかれたので、貯金自体がだいぶヤバい」「ここ20年で初めて見る貯金額になった」などと嘆いていた。
「実際、宮迫と若林氏が渋谷・センター街の一等地に焼肉店のためのテナントを借りていることは事実なので、相応の出費が存在することは確かでしょう。しかし、その台所事情に関する宮迫の表現がややオーバーなものとなっていた割に、先日配信された『WinWinWiin』にて、収支のバランスがしっかりと練られた経営方針であることが判明。それにより、一部のファンからは不信感を抱かれてしまい、ついには『本当にお金ないんです』『貯金通帳見せたろかな』などと強調する展開に。これにはネットから『通帳見せる動画で再生数稼ぎましょう。金がないのもわかってもらえるし、広告収入も入るしメリットしかない』『最終残高ではなく、最初から見せて頂きたい』などと期待する声が上がりました。
その一方で、多くは『もうええって』『金ないアピールがしつこい』『かまってちゃんになってしまったなぁ』『一般人でも複数の貯金通帳あるのに、それを見せられたところで誰が全額なんて思うの?』『もう全てが嘘にしか聞こえない』とのシラけムードが蔓延。また、『金があろうかなかろうがどうでもいいです』『世間は、お金があるかないかじゃなくて、本気で焼肉店を運営する気があるのかどうかを疑ってるんです。どこまでもズレてますね』といった指摘も見られました」(テレビ誌ライター)
本人の説明が二転三転していることもあり、その発進に対する世間の反応も冷めつつあるのが現状だ。
今年3月のオープンを予定している牛宮城ではあるが、こうした逆風を跳ね返すだけの人気を得ることはできるだろうか。引き続き、宮迫の言動には多くの注目が集まりそうだ。
(木村慎吾)