女優・川栄李奈が3代目ヒロインを演じる朝ドラ「カムカムエヴリバディ」(NHK)の第76話が2月17日に放送され、女優・安達祐実が登場した。
今回の朝ドラは、上白石萌音、深津絵里、川栄李奈をヒロインに3世代100年に渡る女性たちの人生を描くファミリーヒストリー。高校3年の夏休み、条映太秦映画村でアルバイトすることになったひなた(川栄)が、休憩所でお茶汲みをしていると、かつて“モモケン”こと、桃山剣之介のヒット時代劇シリーズで町娘・おゆみ役を演じていた美咲すみれ(安達)が、大きな帽子を被り“大女優”の風格で現れる。
すみれは時代劇シリーズを卒業した後、東京に進出。今回は、映画村のショーへ出演するためやってきたのだった。すみれは、「私を誰だと思ってるの? 美咲すみれよ」「チャチなショーでしょ?」と言いたい放題。これにはすみれファンのひなたもがっかりするひと幕も。
それでも熱心に説得する担当者の榊原に、すみれは「やってあげるけどね。榊原さん、ひとつお願いがあるの」と小首を傾げ、「すみれのお願い、聞いてくれるかしら」とおねだり。この姿に、ネット上には「“すみれのお願い”の破壊力ヤバかった。めっちゃかわいい」「安達祐実はいくつになっても変わらぬ」などの興奮コメントが。ツイッターでも「安達祐実」がトレンド入りする勢いを見せた。
「安達は、2020年に女性ファッション誌『CanCam』6月号の表紙モデルに、同誌史上最年長モデルとして起用され、大きな話題を呼びました。また、同年にはドラマ『捨ててよ、安達さん。』(テレビ東京系)で主演。さらに2016年にスタートした小泉孝太郎主演の人気ドラマ『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~』シリーズ(テレビ東京系)で毒舌・姉御肌の頼りになる事務員を演じて人気を集めています」(女性誌記者)
朝ドラは1991年「君の名は」、1996年「ひまわり」に続く3度目の出演。今や“奇跡の40歳”と呼ばれる安達祐実。今作でどんな爪痕を残すのか。今から楽しみで仕方がない。
(窪田史朗)