アイドルグループ・嵐の相葉雅紀に、テレビ業界から注目が集まっている。
現在は、「相葉マナブ」(テレビ朝日系)、「I LOVE みんなのどうぶつ園」(日本テレビ系)、「VS魂」(フジテレビ系)に出演して、メンバーの中ではバラエティ番組担当となる。そんな相葉に、新たなレギュラー番組のオファーが舞い込んでいるようなのだ。
「今、民放各局は新たな基準として『コア視聴率』を重視し始めています。各局によってターゲットの年齢層はまちまちですが、基本的には60歳以下の視聴者が対象で、平均値として49歳以下をターゲットにした番組作りをする必要があります。その中で、各番組で出演者の争奪戦が始まっていて、中でもいちばん人気なのが相葉です。30代から40代にかけて絶大な人気と高い好感度があり、『I LOVE みんなのどうぶつ園』に出演していることで子どもからの認知度も高い。番組を作るならMCを相葉にしたいというプロデューサーが多く、改編のたびに多くのオファーがジャニーズ事務所に送られています」(民放関係者)
そうは言っても、すでに3つのレギュラー番組を抱える相葉。ドラマや舞台などの仕事も入れば、完全にオーバーワークになってしまうことが予想される。
そこで、ジャニーズ事務所は、とある調整を行う予定なのだという。
「相葉はバラエティ番組以外の仕事をしたがっていて、実際に主演の舞台『ようこそ、ミナト先生』が、6月から上演されることが決定しました。しかし、ジャニーズ事務所は相葉の俳優仕事には消極的なんです。相葉主演のドラマ『和田家の男たち』(テレビ朝日系)は視聴率がひとケタ台で低迷したまま終了しています。そこで、ひとまず相葉のやりたがっていた舞台をやらせてガス抜きをして、秋以降はバラエティ番組に専念させるつもりのようです。今、ジャニーズ事務所が計画しているのは、TBSとテレビ東京でもレギュラー番組を持たせること。これで、民放全局制覇という箔をつけて、相葉のイメージアップにつなげようと考えているんです」(女性誌記者)
この相葉の全局制覇を目標とする裏プランは、嵐の再集結が絶望的なことも関係しているとか。
「大野智は芸能活動に復帰するつもりはないと話しているようです。嵐としての活動が今後絶望的なことも踏まえ、相葉を第二の中居正広となるようにバラエティ番組のMCに専念させようとしているのだとか。相葉自身は活動の幅が狭まることに葛藤があるようですが、事務所としても割り切らせて仕事を取っていくつもりのようです」(前出・女性誌記者)
まだまだ嵐メンバーの人気は衰えることを知らないようだ。
(渡邊伸明)