映画監督の堺英雄氏、そして俳優の木下ほうか。映画界における性的ハラスメントが大きな問題として取り沙汰されている。果たして、2人の行為が際立って珍しいことだったのか。過去には、そんな行状がまかり通った時代も‥‥(3月25日配信記事より)
「痛快TV スカッとジャパン」(フジテレビ系)で「イヤミ課長」を演じ、人気を博した俳優の木下ほうか。趣味は献血とバイクで、2009年には骨髄提供をしていたことが、17年に「日本骨髄バンク」のCM出演がきっかけで明らかになった。
そんな木下の醜聞を暴いたのは、3月24日発売の「週刊文春」。記事によると、木下と過去に関わった2人の女優が、彼からの性被害を告発している。その手口は、演技指導の名目で自宅に呼び出し、女性が拒むと「みんなやってる」「これを断るようなメンタリティじゃこの世界でやっていけない」などと言いながら、なし崩し的に迫ってきたという。
「このような話は、数十年前はよく耳にしました。男女間でも、同性同士でもね。しかし、ハラスメントに対する認知が広がった今、時代錯誤も甚だしい。骨髄バンクのCMに出演したことで、それまでの“悪党”“いけず”“意地悪”といった役柄のイメージが払しょくされていただけに残念です」(芸能記者)
木下はこの件について文春の取材に回答はなかったとある。19年に木下を初代アンバサダーに任命していた「公共財団法人日本骨髄バンク」は事実確認をしようとしても連絡が取れず、公式サイトから削除したそうだ。
木下は、今回のことをどう説明するのだろうか。