俳優の原田龍二が6月5日、ラジオ番組「爆笑問題の日曜サンデー」(TBSラジオ)にゲスト出演。芸能界で“最も優しい人”について語るひと幕があった。
原田はメインパーソナリティのお笑いコンビ・爆笑問題の2人とともに19年に発覚した不貞などをイジられつつトークを展開。学生時代にケンカばかりしていて最強だったという噂が話題に上がると、原田は「デマです」と否定しつつ「最強とかそんなナンセンスなことよりも逆に最も優しい人のほうが興味があります」と回答。その流れで「僕、水谷豊さんよりも優しい人に会ったことがないです」と明かした。
原田によると、水谷とは27年くらい前に連続ドラマで初めて共演したといい、それ以来、慕い続けているという。さらに原田は、水谷が監督を務め、自身も出演している公開中の映画「太陽とボレロ」での水谷の様子を紹介。「なかなか監督の方って(演技を)褒めてはくれないんですよ。でも、水谷さんは一人一人に優しく『よかったよ!』っていう風に(言ってくれる)。あの口調で言ってくれる監督はいないですね。頑張ってよかったなってこっちが思えるくらいの(褒め方)」と語った。
ネット上ではこの原田の発言に、《水谷豊さんは“相棒”以外にも優しいのか》《俳優業には厳しい、というのを聞いた気もするけど私生活は紳士なんでしょうね》といった声が続出。中には《次の相棒を狙ってる?笑》《次の相棒は原田龍二さんが適任だと思います!》という意見もあった。
「ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)で水谷の“相棒”役を7年間務めた俳優の反町隆史も3月に出演した『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で水谷について、『とても優しい、愛情のある人です。誰に対してでも愛情があります』とコメントしていました。
原田も『相棒』には不定期レギュラー・陣川公平役として04年のシーズン3で初登場し、その後何度か“欠席”しつつ、概ね各シーズンの1話に登場しています。しかし、19年に不貞が発覚した際は『相棒』も卒業かと噂されていました。結果的に翌年2月のシーズン18に登場し、ネットでは驚きの声が上がりました。出演には当然、水谷が首を縦に振らなければ叶わなかったはずで、原田はそのことについても恩義と優しさを感じているのでは。さすがに次期“相棒”にはならないと思いますが‥‥」(芸能記者)
水谷は“相棒”以外にも分け隔てなく優しいようだ。
(柏原廉)