7月23日~24日に放送された「FNS27時間テレビフェスティバル!」(フジテレビ系)で、東国原英夫と衆議院議員の上西小百合が因縁のガチバトルを展開。そこで双方は思いの丈を荒々しい口調でぶつけ合い、視聴者からは「放送事故?」「やらせ?」と注目が集まった。
元々2人のケンカの発端は、今年5月に東国原が自身のツイッターで上西が交際男性のロールスロイスで国会まで送ってもらったことを「あり得ない暴挙」と書き込んだことから始まった。その後も「やはり、あの人は国会議員の資質に欠けると思う」とコメントし、それに対し上西が、「東国原さんが私の名前をちょこちょこ使いだした」「今の東国原さんは『上西小百合』芸人ですよ」とツイッターで応酬するなど、バトルは予想以上に拡大していた。
「東国原は上西議員の『売名発言』という口撃に本気で怒っている様子でした。17日放送の『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)に出演した際も、一番嫌いな人間は誰かと聞かれ、はっきりと『上西議員』と答えていました」(番組関係者)
一方の上西議員は、「(東国原は)私と話したこともないのに、嘘ばかり話している」と語り、応援演説で東国原が来たことを「来られた時は最悪でしたよ!」と吐き捨てるように言った。それに対し東国原は、「あなたの資質で(大阪7区は)落ちたんです」と反論。すさまじい罵り合いとなった。
「注目の面白企画として今回の対決を放送したのでしょうが、司会の坂上忍がどうにか話を先に進めようとしてもこの状態は収まらず、にっちもさっちもいかない状態。それにしても、このバトルをすることで東国原に何かメリットがあったのでしょうか。宮崎県知事時代のオーラもすでになく、政治家として終わったと噂する声も出始めています」(スポーツ紙デスク)
後味も悪く、ほとんど“放送事故”に近かったこのバトル。両者には実のあるトークをお願いしたいものだ。